映画「国宝」についてネタバレありで勝手に書き散らす
公開 2025/06/21 16:28
最終更新
-
「国宝」
原作未読。
拾われ子の喜久雄が曽根崎心中の代役に抜擢される中盤の山場が始めの泣き所でした。
自分はとにかく序盤は俊介に入り込んでしまったので、彼の飄々とした振る舞いにも胸が痛くなった…
天性の才を持つ喜久雄に対して自分が持つ確たるものは血筋であり、その血が守ってくれるという半次郎の言葉さえあったのに、実際に半次郎が代役に抜擢したのは喜久雄……。普通ならここで既に蒸発したくもなりますよ(´;ω;`)
だけども映画内で俊介は8年失踪ののちスッと戻ってきて万菊さんの指導のもと立ち直っていき、逆に拾われ子でありながら3代目を襲名した喜久雄の方が半次郎の死をきっかけに一気に凋落する。
原作未読のうちは想像するしかありませんが、きっと俊介はドン底のときも春江や息子を突き放すことはしなかったんじゃないかな…血筋の残酷さも大切さも身に染みている立場ですから
逆に喜久雄は、絶頂の時点で既に(妾との子とは言え)娘に対して非常にドライ。血筋なんて何の意味もない、実力こそ全てだと曽根崎心中の代役のときに悟ったところはあると思う。
彰子のことも表舞台復帰への足がかりとしか考えてなかったのでしょう。
それでもドサ周りの道中でずっと連れ添ってくれた彰子に情がわく描写があるかなと思ったけど、なんのフォローもなく彰子の出番が消えてしまった…(;´Д`A
ここはちょっとあれーっと思ったけども、、でも、彰子のフォローや別れに尺を割いたらドラマが一気にチープになってしまったかも。
なにしろ悪魔とも契約した喜久雄だし、だからこそ国宝に登り詰めたと思えば誰か身近な人に気持ちを込める描写はゼロで良い。それこそ、かつて求婚した春江が俊介の元に走ったから尚更そういう傾向が強くなったのか…( ´Д`)
▽
終盤ようやく女形コンビが再結成したのに、間もなく俊介が左脚を失ってしまう。それもまた血筋ゆえに。
糖尿を患っていた父からの遺伝のせいで、俊介は早逝。拾われ子のキクオは国宝として大成する……
ここはほんと、ジョジョ第一部を思わずにはいられなかった。DIOに邪悪さがなければこうなる世界線もありそうだなあと…((((;゚Д゚))))
ちょっとこの、、俊介の無念さを思えば、なんて一概には言えないんだよな
最後の曽根崎心中を演じ切った俊介の表情に悔いとか無念さがなかったから…
あのときの俊介には喜久雄が見たかったものが見えてたんかなあ
悔恨とか満足とかの言葉で割り切れない、とにかく俊介の生き様は思い返すだけでアーー……って頭抱えてしまいます(´;ω;`)
でもでも、「悪人」みたいなストレートに辛いしんどいっていう余韻はない!
とにかく凄いもの見せて貰えたという充足感です。早く原作読みたくてしゃーない!!来週メダリストの新刊と一緒にまとめ買いをするのです⁽⁽꜂(꜀(⑉ˎДˏ⑉)꜆₎₎
▽
唯一この世間の大絶賛レビューのなかで注意を促すとすれば、やっぱり上下巻ある原作は3時間の長尺をもってしても網羅しているわけでなく…
特に映画後半はだいぶ駆け足で時間も消し飛びます。その空白の期間に喜久雄や俊介に何があったのかは、原作を読むか 脳内でこうだったのかなーと想像するしかありません(私が気になった彰子のその後も…)
でも、歌舞伎舞台のシークエンスや主演始め役者さんたちのハイレベルなお芝居をぶっ通しで大画面で浴びられると思えば目くじらたてるほどの欠点じゃないし……原作未読の自分でもいっちょまえに感激したので、つまり作り手の意図はそういうことなんだろうと勝手に思い込んでいます!
人間ドラマを詳しく知りたくば原作へ!
それよりも大画面大音響であの素晴らしい映像美と、役者さんたちの魂の演技を堪能するべしという体験型映画だと思いました(இ௰இ`。)
あーはよ原作読みたい!二度目!
原作未読。
拾われ子の喜久雄が曽根崎心中の代役に抜擢される中盤の山場が始めの泣き所でした。
自分はとにかく序盤は俊介に入り込んでしまったので、彼の飄々とした振る舞いにも胸が痛くなった…
天性の才を持つ喜久雄に対して自分が持つ確たるものは血筋であり、その血が守ってくれるという半次郎の言葉さえあったのに、実際に半次郎が代役に抜擢したのは喜久雄……。普通ならここで既に蒸発したくもなりますよ(´;ω;`)
だけども映画内で俊介は8年失踪ののちスッと戻ってきて万菊さんの指導のもと立ち直っていき、逆に拾われ子でありながら3代目を襲名した喜久雄の方が半次郎の死をきっかけに一気に凋落する。
原作未読のうちは想像するしかありませんが、きっと俊介はドン底のときも春江や息子を突き放すことはしなかったんじゃないかな…血筋の残酷さも大切さも身に染みている立場ですから
逆に喜久雄は、絶頂の時点で既に(妾との子とは言え)娘に対して非常にドライ。血筋なんて何の意味もない、実力こそ全てだと曽根崎心中の代役のときに悟ったところはあると思う。
彰子のことも表舞台復帰への足がかりとしか考えてなかったのでしょう。
それでもドサ周りの道中でずっと連れ添ってくれた彰子に情がわく描写があるかなと思ったけど、なんのフォローもなく彰子の出番が消えてしまった…(;´Д`A
ここはちょっとあれーっと思ったけども、、でも、彰子のフォローや別れに尺を割いたらドラマが一気にチープになってしまったかも。
なにしろ悪魔とも契約した喜久雄だし、だからこそ国宝に登り詰めたと思えば誰か身近な人に気持ちを込める描写はゼロで良い。それこそ、かつて求婚した春江が俊介の元に走ったから尚更そういう傾向が強くなったのか…( ´Д`)
▽
終盤ようやく女形コンビが再結成したのに、間もなく俊介が左脚を失ってしまう。それもまた血筋ゆえに。
糖尿を患っていた父からの遺伝のせいで、俊介は早逝。拾われ子のキクオは国宝として大成する……
ここはほんと、ジョジョ第一部を思わずにはいられなかった。DIOに邪悪さがなければこうなる世界線もありそうだなあと…((((;゚Д゚))))
ちょっとこの、、俊介の無念さを思えば、なんて一概には言えないんだよな
最後の曽根崎心中を演じ切った俊介の表情に悔いとか無念さがなかったから…
あのときの俊介には喜久雄が見たかったものが見えてたんかなあ
悔恨とか満足とかの言葉で割り切れない、とにかく俊介の生き様は思い返すだけでアーー……って頭抱えてしまいます(´;ω;`)
でもでも、「悪人」みたいなストレートに辛いしんどいっていう余韻はない!
とにかく凄いもの見せて貰えたという充足感です。早く原作読みたくてしゃーない!!来週メダリストの新刊と一緒にまとめ買いをするのです⁽⁽꜂(꜀(⑉ˎДˏ⑉)꜆₎₎
▽
唯一この世間の大絶賛レビューのなかで注意を促すとすれば、やっぱり上下巻ある原作は3時間の長尺をもってしても網羅しているわけでなく…
特に映画後半はだいぶ駆け足で時間も消し飛びます。その空白の期間に喜久雄や俊介に何があったのかは、原作を読むか 脳内でこうだったのかなーと想像するしかありません(私が気になった彰子のその後も…)
でも、歌舞伎舞台のシークエンスや主演始め役者さんたちのハイレベルなお芝居をぶっ通しで大画面で浴びられると思えば目くじらたてるほどの欠点じゃないし……原作未読の自分でもいっちょまえに感激したので、つまり作り手の意図はそういうことなんだろうと勝手に思い込んでいます!
人間ドラマを詳しく知りたくば原作へ!
それよりも大画面大音響であの素晴らしい映像美と、役者さんたちの魂の演技を堪能するべしという体験型映画だと思いました(இ௰இ`。)
あーはよ原作読みたい!二度目!
