やきう日記◇まあ、試合結果はそこに置いといて
公開 2023/09/18 17:43
最終更新
2023/09/18 21:18
「―――これで首位チームとの4連戦は1勝3敗。3位チームとの差は再び2.5ゲーム差だ。数字以上に重く分厚い壁が、我らが鷲にのし掛かる。明日はホームで3位チームとの直接対決。チームの奮起に期待したい……
と、こんなものかな。
すまないストラゴス、待たせたな」
「ご苦労さんじゃゾイ、マディンよ。明日のモブリズ新報も辛い記事を載せねばならんとは、ベテラン記者とて難しい仕事じゃのう…」
「悪いことばかりではないさ。今朝の新聞も明日の新聞も敗戦記事だったぶん、明後日は最高の勝ち試合の記事が書けるかもしれない。幸い、負けの原因も明らかだ。明日は各々修正してくれると信じよう」
「ホッホッホ!流石はティナの父親じゃ!」
「そう…ティナのこと、本当に世話になったな。まさかケフカとガストラが娘をターゲットにして来るとは思わなかった。お前が注意喚起してくれなかったら、もっと悲惨な事になっていただろう―――」
▽
「…ええ、バッシュ先生。お父さんからも、ぜんぶ聞きました。私が駅のホームで線路に落ちかけた事故のこと、ストラゴスから用心しろってずっと前から注意して貰っていたんですって。
あれはただの事故じゃなかった。ガストラという人が、私を故意に突き落とした……私を殺すつもりで。でもセッツァーが助けてくれた事で未遂に終わったから、第二のプランとして今回ケフカが現れた……」
「彼らにはとんだ計算外だったろうね。あの事故が、君とセッツァーの初対面だったんだろう?」
「そう。そうなの。だからこそセッツァーには申し訳ない事をしてしまったわ。私、命の恩人に酷い事を言って…」
「しかし、あの週刊実話ガストラの記事も良く出来ていたからな。逮捕されたガストラの取り調べはウォースラが行ったんだが、まあ驚いていたよ。実際のガストラはセッツァーとは似ても似つかない老人だが、画像の粗い監視カメラで遠目に撮影された姿ならば直ぐに2人を見分けるのは難しいと。長い銀髪に黒のコート姿という共通点を、ケフカは利用したわけだ。
黒コートの銀髪の男が、駅のホームでティナを突き落とす瞬間の写真を自社の週刊誌のトップ記事に据えて、君とセッツァーとの信頼関係を壊すのが計画の第一歩だった…。
……彼らと君のお父君には浅からぬ確執があった様だが、しかし父君本人ではなく愛娘のティナをここまで執拗に狙うとは…。悪質極まることだ」
「ケフカやガストラも、元はモブリズ新報の局員だった。でも根拠の乏しい悪質な憶測記事ばかり書く記者だったから、直ぐに解雇されたって。それで、直属の上司だったお父さんに逆恨みをして…
自分たちで独自の出版社を立ち上げて、いつかお父さんの不祥事を大々的に記事にすることをずっと狙ってた。もしも今回、私がずっと洗脳されたままだったなら…」
「セッツァーとの信頼関係を引き裂いたように、父君との関係も修復不可能にされていたかもしれないね。仲の良い父と娘が突如仲違いをした末に、刃物沙汰に―――
―――ガストラはそこまで供述したそうだ」
「……先生、私…セッツァーに合わせる顔がありません。あっという間にケフカの言いなりになったことも不甲斐ないし、それで彼に酷い事を言ってしまったのも…
…セッツァーだけじゃない。エドガーにもリルムにも…もちろん先生やウォースラさんにだって、どれだけ迷惑を掛けたか…」
「悪いのはケフカ達だ、君がそんな風に思い詰めてはいけないよ。もう少し気持ちが落ち着いたら、またスポーツバーに行ってみよう。皆んな君が戻るのを、楽しみにしているぞ」
Aクラス
ああAクラス
浮上できぬかAクラス……。
次回からはだいたい平常運転です!ε-(´∀`;
と、こんなものかな。
すまないストラゴス、待たせたな」
「ご苦労さんじゃゾイ、マディンよ。明日のモブリズ新報も辛い記事を載せねばならんとは、ベテラン記者とて難しい仕事じゃのう…」
「悪いことばかりではないさ。今朝の新聞も明日の新聞も敗戦記事だったぶん、明後日は最高の勝ち試合の記事が書けるかもしれない。幸い、負けの原因も明らかだ。明日は各々修正してくれると信じよう」
「ホッホッホ!流石はティナの父親じゃ!」
「そう…ティナのこと、本当に世話になったな。まさかケフカとガストラが娘をターゲットにして来るとは思わなかった。お前が注意喚起してくれなかったら、もっと悲惨な事になっていただろう―――」
▽
「…ええ、バッシュ先生。お父さんからも、ぜんぶ聞きました。私が駅のホームで線路に落ちかけた事故のこと、ストラゴスから用心しろってずっと前から注意して貰っていたんですって。
あれはただの事故じゃなかった。ガストラという人が、私を故意に突き落とした……私を殺すつもりで。でもセッツァーが助けてくれた事で未遂に終わったから、第二のプランとして今回ケフカが現れた……」
「彼らにはとんだ計算外だったろうね。あの事故が、君とセッツァーの初対面だったんだろう?」
「そう。そうなの。だからこそセッツァーには申し訳ない事をしてしまったわ。私、命の恩人に酷い事を言って…」
「しかし、あの週刊実話ガストラの記事も良く出来ていたからな。逮捕されたガストラの取り調べはウォースラが行ったんだが、まあ驚いていたよ。実際のガストラはセッツァーとは似ても似つかない老人だが、画像の粗い監視カメラで遠目に撮影された姿ならば直ぐに2人を見分けるのは難しいと。長い銀髪に黒のコート姿という共通点を、ケフカは利用したわけだ。
黒コートの銀髪の男が、駅のホームでティナを突き落とす瞬間の写真を自社の週刊誌のトップ記事に据えて、君とセッツァーとの信頼関係を壊すのが計画の第一歩だった…。
……彼らと君のお父君には浅からぬ確執があった様だが、しかし父君本人ではなく愛娘のティナをここまで執拗に狙うとは…。悪質極まることだ」
「ケフカやガストラも、元はモブリズ新報の局員だった。でも根拠の乏しい悪質な憶測記事ばかり書く記者だったから、直ぐに解雇されたって。それで、直属の上司だったお父さんに逆恨みをして…
自分たちで独自の出版社を立ち上げて、いつかお父さんの不祥事を大々的に記事にすることをずっと狙ってた。もしも今回、私がずっと洗脳されたままだったなら…」
「セッツァーとの信頼関係を引き裂いたように、父君との関係も修復不可能にされていたかもしれないね。仲の良い父と娘が突如仲違いをした末に、刃物沙汰に―――
―――ガストラはそこまで供述したそうだ」
「……先生、私…セッツァーに合わせる顔がありません。あっという間にケフカの言いなりになったことも不甲斐ないし、それで彼に酷い事を言ってしまったのも…
…セッツァーだけじゃない。エドガーにもリルムにも…もちろん先生やウォースラさんにだって、どれだけ迷惑を掛けたか…」
「悪いのはケフカ達だ、君がそんな風に思い詰めてはいけないよ。もう少し気持ちが落ち着いたら、またスポーツバーに行ってみよう。皆んな君が戻るのを、楽しみにしているぞ」
Aクラス
ああAクラス
浮上できぬかAクラス……。
次回からはだいたい平常運転です!ε-(´∀`;
