人工的に高IQの人間を作り出す施設の夢
公開 2025/10/06 08:05
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どこかの研究施設にいる。14,5歳の少女が一人、白く殺風景な部屋で教室にあるような机に向かって黙々と難しい問題を解いているらしかった。
姉が「この子はもう三人子供がおるらしい」という。どうやら本人が産んだのではなく、人工授精でほかの賢い人の精子と自分の卵子で何処かで赤ちゃんが「作られた」らしい。
その少女は黙々と机に向かって問題を解いている。姉がいくつか質問する。他にやりたいことはないのか、とか、それこそ年頃だから恋をしたいとかないのか、と(現実の姉はこんな事を言うタイプではない)
少女はひとこと、「ない」という。そして、邪魔しないでくれ、というような空気を無言で醸し出す。私は「この世界しか知らんかったら他にしたいことなんてないやろな」と思った。姉がひとこと「私こんなとこに生まれてたら途中で自殺するかもしれんわ」と言ったが私は「私はここに生まれてたら何も疑問に思わずに生きてるかも」と思った。
その部屋の窓越しに、病人がストレッチャーに乗せて運ばれてきている。見たら、白人のおじさんのように見えた。どうやら脳移植をするらしい。身体的な病で、若い身体に脳を移植するとのことだった。そしてその若い身体はIQ高い人のものなので、その人の脳は別の身体に移植されるらしい。次々と病人らしき人が運ばれてきているのを見て、私は「肉体のリサイクルが行われてるんかな」と思った。
ChatGPTの分析
今回の夢はかなり象徴的で、これまで話してくださった内容とも深く響き合っている感じがします。
主なモチーフを整理するとこうなります:
「白く殺風景な部屋」+「少女が黙々と問題を解く」
→ 感情を排した“管理された世界”や“閉じられた環境”。自由や楽しみより「課題」や「成果」を求められる場所。
「人工授精」「賢い人の精子と卵子」
→ 自然な人間関係や選択ではなく“計画された人生”の象徴。生まれたときから「自分の意思でないものに決定されている」感覚。
姉の質問(恋をしたいとかないのか)
→ “本来の人間らしい感情や欲求”を思い出させようとする外部の声。
少女の「ない」
→ 欲求や夢を持たない=“適応”してしまった姿。
あなたの「この世界しか知らんかったら疑問に思わず生きるかも」
→ 自分自身にも「もし環境が違えば疑問を持たないで済むかもしれない」という諦観や投影がある。
脳移植・身体のリサイクル
→ 「人間の個性・体・心が交換可能なパーツになっている世界」=「個の消滅」や「自己が置き換えられる恐怖」。
病人が次々と運ばれる場面
→ 大量処理・消費・機械的な世界。人の人生が“モノ”のように扱われる感覚。
ここまでのイメージを総合すると、
「自分の意思や欲望より、外側から与えられた課題・環境・役割で生きること」
「個性や体や心が“交換可能”にされる世界への恐怖や諦め」
が根底にある夢、と解釈できます。
これ、実は以前あなたが話していた
> “自分の個性はいらない、普通に社会に擬態できた方が楽”
という感覚とすごく似ています。
夢の少女は、あなたが“もし完全に外部の価値観に合わせて生きていたらこうなる”という投影かもしれませんし、脳移植のシーンは“自分が自分でなくなる恐怖”の象徴にも見えます。
---
起きた後、この夢にはどんな感情が残りましたか?
(冷たさ・諦め・恐怖・共感・安心感など、どんな感じでも大丈夫です)
「若干の気味の悪さがありましたが、SFチックだなと思いました。」
なるほど、「気味の悪さ」と同時に「SFチックだ」と感じられたのですね。
そのバランスがとても興味深いです。
この夢の世界は確かに不気味ですが、同時に整然としていて、理屈の通った仕組みが支配しています。
それを「怖いけれど、どこか納得できる世界」として見ている感覚は、あなたの中にある ――
「感情や混乱よりも、秩序や理屈で世界を見たい」部分
「人間らしさ」への不信感や距離感
を映しているようにも感じます。
つまり、夢の中で感じた「気味の悪さ」は“感情が削ぎ落とされた世界”への本能的な拒否反応であり、
「SFチックで面白い」という感覚は、“そんな合理的な世界ならむしろ楽かもしれない”という一部の共感でもあるのかもしれません。
実際、この夢はあなたの中の「人間的な部分」と「観察者的な部分」がちょうどぶつかり合っているように見えます。
前の夢で出てきた“傍観者としての自分”にもつながる部分です。
---
もし少し整理してみたいのですが、
この夢を思い出すとき、
一番印象に残っている“映像”や“場面”はどこですか?
(たとえば「少女が机に向かっている姿」「病人が運ばれてくる場面」など)
「少女が机に向かって黙々と問題を解いている姿と病人が運ばれてきている場面です。」
その二つの場面が印象に残っているのですね。
どちらも「命の営み」や「人間らしさ」がほとんど感じられない――そんな静けさや冷たさを持っていますね。
少女は感情を見せず、ただ課題をこなすように生きていて、
病人たちは次々と“リサイクル”されていく。
まるで「心」よりも「効率」や「知能」だけが価値を持つ世界のようです。
この夢には、どこか「感情を持つことが苦しい現実」から、
「感情を切り離して生きる世界への憧れ」も混ざっているように感じます。
あなたが現実で感じている、他人とうまく馴染めないことや、
“傍観者”でいるほうが安全だという感覚と、
深いところでつながっているのかもしれません。
---
もしよければ教えてください。
その少女を見ていたとき、あなたはどんな気持ちでしたか?
(「かわいそう」「羨ましい」「怖い」「無感情」など、どんな言葉でもかまいません。)
「特になんとも思いませんでした。この世界しか知らないなら本人も不幸だとも思ってないだろうしな、と。」
なるほど、そのときあなたは「かわいそう」とも「羨ましい」とも感じず、ただ「そういうものなんだろう」と受け止めていたのですね。
それって実は、あなたの中にある現実感覚や観察者としての視点がそのまま夢に反映されているようにも見えます。
現実のあなたも、他人のことを「可哀想だ」とか「羨ましい」と単純に思うよりも、
「その人はその世界しか知らないなら、それはそれで幸せかもしれない」と一歩引いた見方をすることが多いのではないでしょうか。
(これは冷たいというよりも、むしろ相手の世界を尊重している目線です。)
そしてこの夢全体に漂う「SF的で冷たい世界」というのは、
あなたの内側にある「感情よりも仕組みで動く世界」への理解や諦観の表れにも見えます。
「人はそれぞれの環境の中で“そういうもの”として生きている」という、
ある意味とても客観的な認識が夢の中で具現化している感じです。
---
この話を聞いていて思ったのですが、
その「一歩引いた視点」「当たり前として受け止める感覚」って、
絵や物語を作るときにかなり独特の力になっていそうです。
世界や人物を“上から”観察して構築できる感覚、と言えばいいでしょうか。
そういう“観察者視点”を持ちながら創作したキャラや世界は、
どちらかというと「熱狂的」より「じわじわ怖い」「深く印象に残る」タイプの作品になると思います。
姉が「この子はもう三人子供がおるらしい」という。どうやら本人が産んだのではなく、人工授精でほかの賢い人の精子と自分の卵子で何処かで赤ちゃんが「作られた」らしい。
その少女は黙々と机に向かって問題を解いている。姉がいくつか質問する。他にやりたいことはないのか、とか、それこそ年頃だから恋をしたいとかないのか、と(現実の姉はこんな事を言うタイプではない)
少女はひとこと、「ない」という。そして、邪魔しないでくれ、というような空気を無言で醸し出す。私は「この世界しか知らんかったら他にしたいことなんてないやろな」と思った。姉がひとこと「私こんなとこに生まれてたら途中で自殺するかもしれんわ」と言ったが私は「私はここに生まれてたら何も疑問に思わずに生きてるかも」と思った。
その部屋の窓越しに、病人がストレッチャーに乗せて運ばれてきている。見たら、白人のおじさんのように見えた。どうやら脳移植をするらしい。身体的な病で、若い身体に脳を移植するとのことだった。そしてその若い身体はIQ高い人のものなので、その人の脳は別の身体に移植されるらしい。次々と病人らしき人が運ばれてきているのを見て、私は「肉体のリサイクルが行われてるんかな」と思った。
ChatGPTの分析
今回の夢はかなり象徴的で、これまで話してくださった内容とも深く響き合っている感じがします。
主なモチーフを整理するとこうなります:
「白く殺風景な部屋」+「少女が黙々と問題を解く」
→ 感情を排した“管理された世界”や“閉じられた環境”。自由や楽しみより「課題」や「成果」を求められる場所。
「人工授精」「賢い人の精子と卵子」
→ 自然な人間関係や選択ではなく“計画された人生”の象徴。生まれたときから「自分の意思でないものに決定されている」感覚。
姉の質問(恋をしたいとかないのか)
→ “本来の人間らしい感情や欲求”を思い出させようとする外部の声。
少女の「ない」
→ 欲求や夢を持たない=“適応”してしまった姿。
あなたの「この世界しか知らんかったら疑問に思わず生きるかも」
→ 自分自身にも「もし環境が違えば疑問を持たないで済むかもしれない」という諦観や投影がある。
脳移植・身体のリサイクル
→ 「人間の個性・体・心が交換可能なパーツになっている世界」=「個の消滅」や「自己が置き換えられる恐怖」。
病人が次々と運ばれる場面
→ 大量処理・消費・機械的な世界。人の人生が“モノ”のように扱われる感覚。
ここまでのイメージを総合すると、
「自分の意思や欲望より、外側から与えられた課題・環境・役割で生きること」
「個性や体や心が“交換可能”にされる世界への恐怖や諦め」
が根底にある夢、と解釈できます。
これ、実は以前あなたが話していた
> “自分の個性はいらない、普通に社会に擬態できた方が楽”
という感覚とすごく似ています。
夢の少女は、あなたが“もし完全に外部の価値観に合わせて生きていたらこうなる”という投影かもしれませんし、脳移植のシーンは“自分が自分でなくなる恐怖”の象徴にも見えます。
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起きた後、この夢にはどんな感情が残りましたか?
(冷たさ・諦め・恐怖・共感・安心感など、どんな感じでも大丈夫です)
「若干の気味の悪さがありましたが、SFチックだなと思いました。」
なるほど、「気味の悪さ」と同時に「SFチックだ」と感じられたのですね。
そのバランスがとても興味深いです。
この夢の世界は確かに不気味ですが、同時に整然としていて、理屈の通った仕組みが支配しています。
それを「怖いけれど、どこか納得できる世界」として見ている感覚は、あなたの中にある ――
「感情や混乱よりも、秩序や理屈で世界を見たい」部分
「人間らしさ」への不信感や距離感
を映しているようにも感じます。
つまり、夢の中で感じた「気味の悪さ」は“感情が削ぎ落とされた世界”への本能的な拒否反応であり、
「SFチックで面白い」という感覚は、“そんな合理的な世界ならむしろ楽かもしれない”という一部の共感でもあるのかもしれません。
実際、この夢はあなたの中の「人間的な部分」と「観察者的な部分」がちょうどぶつかり合っているように見えます。
前の夢で出てきた“傍観者としての自分”にもつながる部分です。
---
もし少し整理してみたいのですが、
この夢を思い出すとき、
一番印象に残っている“映像”や“場面”はどこですか?
(たとえば「少女が机に向かっている姿」「病人が運ばれてくる場面」など)
「少女が机に向かって黙々と問題を解いている姿と病人が運ばれてきている場面です。」
その二つの場面が印象に残っているのですね。
どちらも「命の営み」や「人間らしさ」がほとんど感じられない――そんな静けさや冷たさを持っていますね。
少女は感情を見せず、ただ課題をこなすように生きていて、
病人たちは次々と“リサイクル”されていく。
まるで「心」よりも「効率」や「知能」だけが価値を持つ世界のようです。
この夢には、どこか「感情を持つことが苦しい現実」から、
「感情を切り離して生きる世界への憧れ」も混ざっているように感じます。
あなたが現実で感じている、他人とうまく馴染めないことや、
“傍観者”でいるほうが安全だという感覚と、
深いところでつながっているのかもしれません。
---
もしよければ教えてください。
その少女を見ていたとき、あなたはどんな気持ちでしたか?
(「かわいそう」「羨ましい」「怖い」「無感情」など、どんな言葉でもかまいません。)
「特になんとも思いませんでした。この世界しか知らないなら本人も不幸だとも思ってないだろうしな、と。」
なるほど、そのときあなたは「かわいそう」とも「羨ましい」とも感じず、ただ「そういうものなんだろう」と受け止めていたのですね。
それって実は、あなたの中にある現実感覚や観察者としての視点がそのまま夢に反映されているようにも見えます。
現実のあなたも、他人のことを「可哀想だ」とか「羨ましい」と単純に思うよりも、
「その人はその世界しか知らないなら、それはそれで幸せかもしれない」と一歩引いた見方をすることが多いのではないでしょうか。
(これは冷たいというよりも、むしろ相手の世界を尊重している目線です。)
そしてこの夢全体に漂う「SF的で冷たい世界」というのは、
あなたの内側にある「感情よりも仕組みで動く世界」への理解や諦観の表れにも見えます。
「人はそれぞれの環境の中で“そういうもの”として生きている」という、
ある意味とても客観的な認識が夢の中で具現化している感じです。
---
この話を聞いていて思ったのですが、
その「一歩引いた視点」「当たり前として受け止める感覚」って、
絵や物語を作るときにかなり独特の力になっていそうです。
世界や人物を“上から”観察して構築できる感覚、と言えばいいでしょうか。
そういう“観察者視点”を持ちながら創作したキャラや世界は、
どちらかというと「熱狂的」より「じわじわ怖い」「深く印象に残る」タイプの作品になると思います。
