本屋に行った。
もしかしたらここには本がいっぱいあるのではないか？と思い、驚いた。
一万あるから余裕、と思っていたら、なかったのでまた驚いた。
どうなっているのか？

SNSというか、主にTwitter疲れしてしまっている。
今年の初めには見たくもない情報が目に入ることが疎ましく、もう離れようかと思っていたのに振り切るのに10ヶ月かかってしまった。
深刻なSNS依存の自覚がある。
それとともに、Twitterをやめたらどこで情報を得たらいいのか？全く分からない。
人生の半分以上をTwitterをして過ごしているのだから、今からどうしていいのか。まるでさっぱり分からないのだった。
しかし、そのデメリットを上回るほど不快なツールになってしまった。Twitterは。

他人のブログを久しぶりに読むなどして、全く反応のつかない、期待しないブログを書くのもいいかもしれないと思った。
世の基準がバズになって久しいが、バズに興味がないほどに、インターネットでの居場所が薄れていく感覚があった。
何故時制は「自分の興味があることを大事にする」ほうに向かっていたのに、推し活の強要など、興味があったものの本質を忘れさせる方にスライドしてしまうのだろう。
自分の考えを熟成させる時間を、今のSNSは与えてくれない。
これは恐ろしいことだなと思う。
自分が間抜けなほどマイペースな方なので、そういう流れに乗ることはないのだが（インターネットのブームに乗るのが楽しい時代は全力で乗っていたので、飽きただけかもしれない）なんだかはたから見ていても怖いな、と思うので近寄りたくないよ〜と言いながら情報だけ得るために日に数回は覗いてしまう。

休日も、ぼんやりしている時間はずっとTwitterのおすすめ欄を見ていて、あまりに不健全すぎる、本当にぼんやりもしていないし、字が読めたらなんでもいいなら本を読めよと思うのに、スマホで見る文字だから脳が快感を得てしまうのだろうなあと思うと、本当にこのまま死ぬんか、自分は……と思うところまできたので、もう辞めると決断したのだった。

それでもインターネットに居場所は欲しいのだ。かつて、姿は見えなくとも自分のサイトを覗きにきてくれた誰かの影を今も追っている。あの距離感が一番楽しかったから。