『聖域』感想【後半ネタバレ有り】
公開 2024/12/06 19:07
最終更新
2024/12/06 19:07
恋する星屑 BLSFアンソロジー (ハヤカワ文庫JA)
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先日購入した『恋する星屑 BLSFアンソロジー』に収録されていた榎田尤利先生の『聖域(サンクチュアリ)』がものすごく好みで!!ドストライクだったんです……!!!!
『聖域』がこのアンソロジーの最初のお話だったので、アンソロ全部を読んでから合わせて感想書こう――と、最初は思ったんですが!私のことなのでそうするといつになるかわからないし(本を読むのが大変遅い)、読み終わった頃には今のこの「うわー!」って感情が落ち着いてるかもな……と思ったので単体で書きました。
読んでる途中で気付いて自分に笑っちゃったのが、主人公のところに青年が現れて、どうやらその二人が恋に落ちそう?という時「えっ!?なんて私好みの展開!!」とびっくりしたんですけど、よく考えたらこちらBLSFアンソロジーだったという……読み始めて数ページですっかり忘れてましたよ……
なので二人のベッドシーンもあるんですが、そのシーンの描写がまた大変美しくて!でもエッチで……!
私、特に濡れ場を書く自信がないんですが、どうにかエッチにしたくて「直接的な表現を使えばエロくなるのではなかろうか🤔」と考えて、でもエッチにならなくていつも頭を抱えてるんですが、直接的じゃなくてもエッチだよー!やっぱなんかセンスとか表現の幅とかそういう問題なんやろかー!!と衝撃でした。エッチな推しカプが書きたいです、先生。
いやもう本当、展開全てがツボすぎて、このお話を読んだあとの数日は時々思い出しては「いいものを読んだ……」となってました。なんか最近そういうことが少なくなってて、これは昔より触れる作品が少なくなっているせいか、それとも自分の感性の衰えの問題か?と悲しくなっていたので、今回は少し嬉しかったです。
⚠️ここより先はネタバレを含みます⚠️
個人的には59ページのところで終わりでも好みだったんですが、ページをめくったら続いている!?
これは二人が再会する流れか!?と、死別エンド好きだけど、再開エンドも好きなので(※蒼猫はなんでも楽しく読みます)、ワクワクしながら読み進めたら、想像の斜め上をいく好み具合で、「あっ、あっ、好きー!!!!!!」となりました。
あのテオが髪を振り乱して泣き喚くのを想像して心がぎゅっとなったし、何よりそうだよなー!と、あんなに愛した人(ではないけど)がいなくなったら、しかもそれが自分のせい(でもないけど)だったら必死で探すよなぁ……!!と思いました。これは私の想像力が貧困という話なんですけど、失意のまま一人屋敷で過ごすテオとか、後を追うテオ、とかは想像してたけど管理局に駆け込むのは想像しなかったんですよね。でもそれが一番自然だな、と思って、気付かんかった自分にもジタバタしました。
同じくハッとしたのが、ラスト近くのリウの台詞で「時間がないってのは、こんなにも焦るものなのか!」という言葉です。この世界で生きてる人間が言う言葉だと思って、うわー!そんな台詞をキャラに言わせられるようになりたーい!
あとラストの疾走感もすごく好き!!
そいでもって、最後のタイトルへ戻ってくる感じが、もう……!!もう!!たまらん!!!!
正直タイトル回収はテオがLBを停止させたあそこでなされたかと思ってたので、完全に油断してた!!もう最後の一行を読んだ時、「うわー!!!!!」ってなりましたもん。
そのラストに至るまでに、少しずつ距離を縮めていく二人や、話し合ってるときの言葉のチョイスが好きでした。あとSFだから現実世界にはない機械や機関がある訳だけど、そういう情報がちょっとずつ出されて無理なく把握していける感じがすごいな、って……いや、プロの作家さんに何言ってるんやって感じですね、すいません……そういうところも好きって言いたくて……!!
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先日購入した『恋する星屑 BLSFアンソロジー』に収録されていた榎田尤利先生の『聖域(サンクチュアリ)』がものすごく好みで!!ドストライクだったんです……!!!!
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読んでる途中で気付いて自分に笑っちゃったのが、主人公のところに青年が現れて、どうやらその二人が恋に落ちそう?という時「えっ!?なんて私好みの展開!!」とびっくりしたんですけど、よく考えたらこちらBLSFアンソロジーだったという……読み始めて数ページですっかり忘れてましたよ……
なので二人のベッドシーンもあるんですが、そのシーンの描写がまた大変美しくて!でもエッチで……!
私、特に濡れ場を書く自信がないんですが、どうにかエッチにしたくて「直接的な表現を使えばエロくなるのではなかろうか🤔」と考えて、でもエッチにならなくていつも頭を抱えてるんですが、直接的じゃなくてもエッチだよー!やっぱなんかセンスとか表現の幅とかそういう問題なんやろかー!!と衝撃でした。エッチな推しカプが書きたいです、先生。
いやもう本当、展開全てがツボすぎて、このお話を読んだあとの数日は時々思い出しては「いいものを読んだ……」となってました。なんか最近そういうことが少なくなってて、これは昔より触れる作品が少なくなっているせいか、それとも自分の感性の衰えの問題か?と悲しくなっていたので、今回は少し嬉しかったです。
⚠️ここより先はネタバレを含みます⚠️
個人的には59ページのところで終わりでも好みだったんですが、ページをめくったら続いている!?
これは二人が再会する流れか!?と、死別エンド好きだけど、再開エンドも好きなので(※蒼猫はなんでも楽しく読みます)、ワクワクしながら読み進めたら、想像の斜め上をいく好み具合で、「あっ、あっ、好きー!!!!!!」となりました。
あのテオが髪を振り乱して泣き喚くのを想像して心がぎゅっとなったし、何よりそうだよなー!と、あんなに愛した人(ではないけど)がいなくなったら、しかもそれが自分のせい(でもないけど)だったら必死で探すよなぁ……!!と思いました。これは私の想像力が貧困という話なんですけど、失意のまま一人屋敷で過ごすテオとか、後を追うテオ、とかは想像してたけど管理局に駆け込むのは想像しなかったんですよね。でもそれが一番自然だな、と思って、気付かんかった自分にもジタバタしました。
同じくハッとしたのが、ラスト近くのリウの台詞で「時間がないってのは、こんなにも焦るものなのか!」という言葉です。この世界で生きてる人間が言う言葉だと思って、うわー!そんな台詞をキャラに言わせられるようになりたーい!
あとラストの疾走感もすごく好き!!
そいでもって、最後のタイトルへ戻ってくる感じが、もう……!!もう!!たまらん!!!!
正直タイトル回収はテオがLBを停止させたあそこでなされたかと思ってたので、完全に油断してた!!もう最後の一行を読んだ時、「うわー!!!!!」ってなりましたもん。
そのラストに至るまでに、少しずつ距離を縮めていく二人や、話し合ってるときの言葉のチョイスが好きでした。あとSFだから現実世界にはない機械や機関がある訳だけど、そういう情報がちょっとずつ出されて無理なく把握していける感じがすごいな、って……いや、プロの作家さんに何言ってるんやって感じですね、すいません……そういうところも好きって言いたくて……!!
