ツクセカでオンラインイベントをやったのでノウハウをまとめてみる。
公開 2025/12/31 00:00
最終更新 2026/01/03 21:03
本日はツクセカでのイベント「タイッケット」に足をお運びくださりありがとうございます!
このイベントを機に、ツクセカでイベント開催したいなぁ、という方が増えることを祈ると共に、こういう点が困ったのでこうやって解決した、とか、事前に何か手を考えておくといいかも!な点をまとめてみました。

文字ばかりで恐縮ですが、誰かの一助になれば幸いです。


タイッケットの大まかな準備手順 #

①イベント告知
 趣旨や事前に知ってほしい内容をがっつりタイーツとシンプルブログにまとめました。ブログを併用したのは、情報の流れ防止のためです。改善点は、イベント用のアカウントをもう一つ取ったらよかったな、というところです。

②申し込みフォームの作成
 Google Formを利用して、サークル参加申し込みを受け付けました。初回入力項目は以下のとおりです。
 ・参加者名(必須)
 ・サークル名(必須)
 ・頒布や展示のURL(後の申請でも可)
 ・タイッツーアカウント(自由入力)
後述しますが、SNSアカウントまたはメールアドレスは必須項目とすべきでした

③会場作成
 何サークル申し込みがあるかわからないので柔軟に作成しました。

④追加情報申請フォームの作成
 こちらもGoogle Fromを利用して受け付けました。入力項目は次のとおりです。
 ・サークル名(情報の付き合わせのために必須とした)
 ・リンク先(初回で未申請の人、または変更したい人は記載してね、とした)
 ・宣伝内容(PR文表示※したい人は記載してね、とした)

 ※ツクセカならではの企画として、ツクセカ内で宣伝できるようにしたことによる


ちなみに、ツクセカでイベントをする初事例だったこともあってか、ほくさんと直にお話しする機会もいただき、色々と情報交換もできました。その節はありがとうございました。


困ったことや解決案 #


参加者との連絡ツールを他に準備しなければならない #

申し込みを受け付けるだけならGoogleFormなどの外部ツールに頼ったらいいのですが、後々何か変更事項があったりスペース番号をお知らせする際、辞退を受ける場合に、参加者に直接連絡をする必要が出てくる可能性は否めません。
今回の場合は、サークル参加者全員にタイッツーアカウントを記載頂けたからまだ良かったのですが、タイッツーの仕様上「相互フォロワー以外のリプに気づきにくい」点が避けられず、連絡した内容を見てもらえない事態が発生しました。
これは、私がタイッツーの仕様を完全に把握できていなかったことがそもそもの問題なのですが、それを差し引いても「参加者全員と確実に、そして柔軟に連絡が取れるツール(できれば既読が把握できるツール)」を用意するのはなかなか難しいです。
合わせて、主催やイベントのアカウントからフォローされるのが苦手な方もいると思うので、その点も注意が必要かと思いました。

これを回避する手段として考えられるのは、以下の通りです。
他にありましたら、ぜひご教示いただけたら嬉しいです。

・ディスコードやLINE、メールの活用
・参加者全員が特定のSNSに存在する場合は、そのSNSでイベント用のアカウントを取得し、参加者にはそれを必ずフォローしてもらう
・カスタムTLを必ず作成してもらう(タイッツーのみで使える技)

最後のはスゲーでっかいカエルさん(@ s_d_kaeru)に案をいただきました。ありがとうございます!


リンクの受付・変更時の手間 #

オンラインイベントの性質上、会場から参加者の頒布・展示ページへ飛ぶためのリンクを頂戴する必要があります。これが意外と厄介でした。
後々変更したい場合もなきにしもあらずだと思うのですが、この記事を書いている2025年12月時点では、ツクセカ内で、参加者側で自由にリンクを設定できる機能はないため、変更があった際は主催側(会場をセットする側)でリンクを書き換えなくてはなりません。
もちろん、主催側の力量で、当日もじゃんじゃん変更受け付けまーす!であれば心配はないですが、そこまで対応する技量が私にはなかったので、ちょっと申し訳なかったです。

ツクセカは、ツクセカ同士で行き来できるのが最大の利点でもあるのですが、開始座標の変更なども締め切り後は受付できなくなってしまうのは勿体無いないなと感じました。


会場の大きさ・スペース配置問題 #

難しいのは何スペース用意すればいいのかが、最初からはわからない点です。
最大値で切るのはできても、そこまで集まるのかも不明ですので・・。

それに加えて、リンク先がツクセカの場合、自身のスペースの座標がわからないと、相手のツクセカから戻ってくるための指標がないのが大問題。自分が苦労するだけならまだしも、参加してくださった方にご迷惑はかけられないので、私は早めに会場全貌を用意しました。

今回は、マップサイズの「横マス数」を最大値(50)とし、縦マス数を増やしていく戦法を取っています。マップを正方形にしてしまうと、縦横どちらも数を増やしていく必要があり、無理だと判断したからです。

申し込み受付直後は、具体的には、
・横は初期値でA-1〜A-10スペースまで確保
・A10まで埋まった段階で、縦マスを増やし、B-1〜B-8スペースを確保
・Bが埋まったら、最後にC-1〜C-10のスペース増やす
(・・・以降同じ形で増やす)
という流れを漠然と考えていました。

ただ、この方法で増やしていくと、微妙に参加サークルが増えた時にアンバランスなマップになってしまうので、各々の行に1スペース分(5マス程度)は余剰として取っておくようにしました。


※会場の全体図とスペース配置例


リンクが貼ってある場所が分かりにくい問題 #

イベント特化型サイトの場合は、各々のスペースの形が完全固定で、背景だけ好きに変えられる〜みたいなものが多いかと思いますが、ツクセカにおいては「スペースの形」もこちらで好きにできるため、どこから参加者さんの頒布・展示物を観れるのか、を先に示す必要があります。

今回は「タイツ旗」を用意し、そこから飛べるようにしましたが、一般的なオンラインイベントに慣れている人は、「スペースの真ん中にリンクが貼られている」イメージが強いはずなので、事前のアナウンスはガッツリしておいたほうがいいように思います。


※タイツ旗はこんな感じです。友人の守田さん(@ morudausk0211)に案をもらいました!ありがとう!


ツクセカ会場から他人のツクセカへの移動 #


これもなかなか考えさせられました。会場に戻ってくる手段が意外と考えつかないからです。
ツクセカ同士の接続でなければ、○○へのリンクを開きますか?、のような案内が表示されるのですが、座標を指定したツクセカリンクの場合はそのまま画面遷移してしまいます。
ですので、慣れない方が意図せずツクセカに遷移するマスを踏んだ場合、わけがわからないまま会場離脱の可能性が高いわけで…
「離脱するつもりはなかったが、離脱した」場合、戻ってきてくださる可能性はかなり低いと思われるので何かしらの対策は必要だと思います。(何が起こったかわからないが故、普通にイライラする)

私は、マップ全体図と簡易操作図を作りましたが、これが正解とは思えないベタな対応策なので、もっと改善したかったです。


※簡易操作図例

何度も入ってもらうための工夫 #

背景をいくつか準備して、時間で入れ替えました(手動) 何度来ても面白い、をモットーに取り組んだことでしたが、よく考えてみたら二回はこないとそんなことが起こっているか気づかないので意味なかったかもです(笑
ただ、気づいてくださった方には楽しんでいただけたようなので、やってよかったな、と思います。

・昼
・夜
・境内の追加
・雪景色昼
・雪景色夜
・メッセージ入


※会場が閉まる少し前には感謝を伝えてみました!


ツクセカでなければならないのか #

正直、オンラインイベントであれば、すでに出ているサービスがたくさんあるので、それに特化したプラットフォームを利用すればいいじゃん!となってしまうかと思います。もちろんそれが一番簡単だし、皆も使いやすいはず。

でも私はツクセカの新しい使い道を模索したくて、やってみることにしました。
なので、ツクセカでしかできないこと、をひとつは必ずやりたかった。その一例として思いついたのが「モニスクを使った何か」でした。

オンラインのイベントって、会場が大きくなればなるほど「全体を見て回る」人の数は減ると思っています。知っている人だけをみて帰る、とかはザラ。
オンラインゆえ、途中離脱もブラウザを閉じるだけと簡単なので、その可能性はオフラインイベントより格段に増えます。オフラインのように通った道のスペースが視界に入ってくるわけでもないですし、興味があろうとなかろうと、知らなかったら近づかない。
それは仕方のないことだと思っています。

ただ、できることなら、タイッケットが「新しい出会いの場」となってほしかったので、文字ベースではあるけれど、いつでも宣伝が表示されるような仕組みを作ろう!と思い立って、次の画像のようにPR文を表示させることを思いつきました。



これは、次のコードを「マップ > スクリプト > 定期的に実行するコード」に貼り付けるだけで動作しますので、よかったらぜひ使ってください。元々サンプルとして載っていたものを少しいじっただけです。
ただ、画面動作が重くなるのと、5000文字を超えるスクリプトは登録できない点に注意が必要です。私は、画面の色を時間に応じて変えるのも実装したかったのですが、文字数制限でそっちは断念せざるを得ませんでした。(手動でやりました)

//データクリア
[reset var:disp_message]

//メッセージの総数に応じて数字の範囲を変えること
//サンプルは5件をランダム表示するため、[rand 1 5]としてある
[var:c_no [rand 1 5]]

//1から順に内容をセットしていく
[if var:c_no = 1]
 [concat var:disp_message A-1 XX : XXXXX]
 [concat var:disp_message [br]]
[elseif var:c_no = 2]
 [concat var:disp_message A-2 XXX:XXXXXX]
 [concat var:disp_message [br]]
[elseif var:c_no = 3]
 [concat var:disp_message A-3 XXX:XXXXXX]
 [concat var:disp_message [br]]
[elseif var:c_no = 4]
 [concat var:disp_message A-4 XXXX:XXXXX]
 [concat var:disp_message [br]]
[elseif var:c_no = 5]
 [concat var:disp_message A-5 XXXXX:XXXX]
 [concat var:disp_message [br]]
[else]
 [concat var:disp_message 本部は端っこ]
 [concat var:disp_message [br]]
[endif]
[var:app_message_info var:disp_message]


最後に #


長々と読んでくださりありがとうございました!
参加者の皆様にはたくさんお手間をおかけしてしまいましたが、なんとか開催日までたどり着くことができました。深く感謝を申し上げます。

私自身は一身上の都合から、今後はイベント主催を行うことができないのですが、どこかの誰かがイベントやりたいなぁ〜と思った時に、タイッケットっていうオンラインイベントあったな!、とか、タイッケットを引き継いで開きたいな!、とか、思っていただければ光栄です。

オンラインオフライン問わず、イベントの準備は大変なことも多いですが、一度やるとハマってしまうものでもあります。できるかな?とか、難しいかな?とか考えてやめてしまわずに、是非どんどん開いてもらえたらな、と祈るばかりです。

同じ時間に、普段は違う場所にいる人たちが、会場に集まるって、現代だからこそ叶えられる、本当に楽しいことだと思うのですよ☺️
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