レヴィジア 感想 仄暗い便器の底から
公開 2026/05/16 09:02
最終更新
2026/05/16 09:04
5月5日、こどもの日に池袋の新文芸坐にて『レヴィジア』を観てきました。


「なんか一分に一人位のペースで死ぬドイツのめちゃくちゃグロい三時間ある映画がやるらしい」という情報だけで観ることを決めて、他に何も情報を入れなかったので(※大抵の人間はやらない方が良いです)、半分くらい宇宙猫顔で観ていました。
でも変な映画を観て『何……何……?!』となる感覚は好きなので、劇場で観られて良かった。というかゴア描写は当たり前に見応えあるもので良かったです。
浅学過ぎてオラフ・イッテンバッハ監督のこと全くなにも存じ上げ無かったので、上映後のトークショーで詳しくご紹介していただいたのもありがたかった。すげぇ長い間スプラッター映画撮ってる方なんですね。
*****
ww1時ドイツ。フランス軍との交戦で重傷を負った兵士ヨハネスは謎の女性レヴィジアに介抱され、そのまま戦地を離れ彼女と暮らすうちに恋仲になる。
ドイツ帝国軍は失踪したヨハネスを脱走兵として指名手配したため、レヴィジアは彼に隠れて追手を次々と殺していく。
やがて隠れるにも限界が来て二人は逃走を決意するが、そのさなかレヴィジアの秘密が明かされていく。
*****
(あらすじこれで纏められているのか本当に不安ですが嘘は言ってないと思う……)
本当〜にあらすじや監督の空気感を知らずに観始めたから冒頭の戦争シーンで「結構真面目な作品だったか……?!」と不安になったのですが、爆発で吹っ飛んだ首が主人公のピッケルハウベに突き刺さったまま話が進んだので「☺️」ってなりました。よかった〜〜☺️☺️☺️
『総死者数168名』って、誰か日本の広報の人が数えたのかなと思いながら観てたらラストでカウント演出が入ってたので公式情報だった。これギネス申請するとしたらギネスの中の人が三時間観てカウントし直すのかな。頑張ってほしいですね。
結構サクサクと殺されますが、要所要所でポイントになるような人体損壊を見せてくれて何だかんだ飽きなかったです。「この世界のモブは人体が豆腐で出来ているのかな?」と思う位に豪快に潰れたり突き抜けたり砕け散ったりしているのが観ていて気持ちが良い。
(かと思ったら豪快にも一切破らず人皮を剥がしきったりもしてて、なんというか都合良いなこの世界の人体!)
公衆トイレに入っただけのおっさんが仄暗い便器の底から湧き出た上位存在(?)にケツから全てを引きずり出されて殺される様子がヘンデルのサラバンドにあわせて繰り広げられるシーンは本当に天才だと思いました。超好き。映画館でなければ手を叩いてキャッキャしてたよ。
一方、ギャグは全体的に寒さの底が抜けているので覚悟した方が良いです。結構いたたまれなくなるタイプ。
ただ、終盤そろそろ良い感じに脳が疲れてきたころにお出しされたエロ大根みてぇな樹木には吹きそうになりました。悔しい。後半準レギュラーと化した全裸中年男性が段々チャーミングに見えてきたのも悔しい。
あと結構真面目に好きなのが各種クリーチャーの造形や地獄の表現。クリーチャーは完全な人外というよりは人間ベースに色々足し引きされている感じで、特に金属系のパーツの使い方がどことなくGothみを感じて格好良かった。超好き。
トークショーによるとイッテンバッハ監督は歯科技師もなさっているとのことですので、そのあたりも影響しているのかな〜と勝手に思っています。知らんけど。
地獄パートも明らかミニチュアセットなんだけど、逆にストップモーションや人形劇っぽさがあり、『そういう風に作り込まれた感』が出てきてました。
三時間はそもそも長すぎるし、正直ダレる箇所が無い訳では決して無いのですが、やりたい放題の人体破壊としょうも無さ過ぎる下ネタギャグと、地獄と宇宙と時を越えた愛と、ベクトルはバラバラなのにそれぞれの熱量がとんでもないので結果的に見応えのある壮大な作品になり何だかんだ楽しめました。
他の作品も機会があったら観てみたいんですけどサブスク無いっぽいんですよね〜〜。


「なんか一分に一人位のペースで死ぬドイツのめちゃくちゃグロい三時間ある映画がやるらしい」という情報だけで観ることを決めて、他に何も情報を入れなかったので(※大抵の人間はやらない方が良いです)、半分くらい宇宙猫顔で観ていました。
でも変な映画を観て『何……何……?!』となる感覚は好きなので、劇場で観られて良かった。というかゴア描写は当たり前に見応えあるもので良かったです。
浅学過ぎてオラフ・イッテンバッハ監督のこと全くなにも存じ上げ無かったので、上映後のトークショーで詳しくご紹介していただいたのもありがたかった。すげぇ長い間スプラッター映画撮ってる方なんですね。
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ww1時ドイツ。フランス軍との交戦で重傷を負った兵士ヨハネスは謎の女性レヴィジアに介抱され、そのまま戦地を離れ彼女と暮らすうちに恋仲になる。
ドイツ帝国軍は失踪したヨハネスを脱走兵として指名手配したため、レヴィジアは彼に隠れて追手を次々と殺していく。
やがて隠れるにも限界が来て二人は逃走を決意するが、そのさなかレヴィジアの秘密が明かされていく。
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(あらすじこれで纏められているのか本当に不安ですが嘘は言ってないと思う……)
本当〜にあらすじや監督の空気感を知らずに観始めたから冒頭の戦争シーンで「結構真面目な作品だったか……?!」と不安になったのですが、爆発で吹っ飛んだ首が主人公のピッケルハウベに突き刺さったまま話が進んだので「☺️」ってなりました。よかった〜〜☺️☺️☺️
『総死者数168名』って、誰か日本の広報の人が数えたのかなと思いながら観てたらラストでカウント演出が入ってたので公式情報だった。これギネス申請するとしたらギネスの中の人が三時間観てカウントし直すのかな。頑張ってほしいですね。
結構サクサクと殺されますが、要所要所でポイントになるような人体損壊を見せてくれて何だかんだ飽きなかったです。「この世界のモブは人体が豆腐で出来ているのかな?」と思う位に豪快に潰れたり突き抜けたり砕け散ったりしているのが観ていて気持ちが良い。
(かと思ったら豪快にも一切破らず人皮を剥がしきったりもしてて、なんというか都合良いなこの世界の人体!)
公衆トイレに入っただけのおっさんが仄暗い便器の底から湧き出た上位存在(?)にケツから全てを引きずり出されて殺される様子がヘンデルのサラバンドにあわせて繰り広げられるシーンは本当に天才だと思いました。超好き。映画館でなければ手を叩いてキャッキャしてたよ。
一方、ギャグは全体的に寒さの底が抜けているので覚悟した方が良いです。結構いたたまれなくなるタイプ。
ただ、終盤そろそろ良い感じに脳が疲れてきたころにお出しされたエロ大根みてぇな樹木には吹きそうになりました。悔しい。後半準レギュラーと化した全裸中年男性が段々チャーミングに見えてきたのも悔しい。
あと結構真面目に好きなのが各種クリーチャーの造形や地獄の表現。クリーチャーは完全な人外というよりは人間ベースに色々足し引きされている感じで、特に金属系のパーツの使い方がどことなくGothみを感じて格好良かった。超好き。
トークショーによるとイッテンバッハ監督は歯科技師もなさっているとのことですので、そのあたりも影響しているのかな〜と勝手に思っています。知らんけど。
地獄パートも明らかミニチュアセットなんだけど、逆にストップモーションや人形劇っぽさがあり、『そういう風に作り込まれた感』が出てきてました。
三時間はそもそも長すぎるし、正直ダレる箇所が無い訳では決して無いのですが、やりたい放題の人体破壊としょうも無さ過ぎる下ネタギャグと、地獄と宇宙と時を越えた愛と、ベクトルはバラバラなのにそれぞれの熱量がとんでもないので結果的に見応えのある壮大な作品になり何だかんだ楽しめました。
他の作品も機会があったら観てみたいんですけどサブスク無いっぽいんですよね〜〜。
怖い話、特にホラー寄りの映画が好きです。
映画をよく観るようになったのがここ数年からなので、古い有名なものとかあまり観られていなかったりします。
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