自閉症の男の子
公開 2025/11/07 07:06
最終更新
2025/11/07 07:18

母から聞いた話
母の知り合いに知的障害のある自閉症の息子がいた。(僕も知っていた男の子だ)
その男の子は普段はとても大人しく
いつも夕方は家の2階でずっとテレビを観てすごしていた。
何故かその日2階から忽然と男の子は消息を絶ってしまった。
自閉症の子は毎日同じ反復行動を取らないと落ち着きが無くなる.
最悪パニックになってしまう。
なので自分から、いつもと異なった行動を取る事は考えづらい。
しかし、その日は違かった。
最後に目撃したのは近所のおばさんだった。
2階のベランダから降りて屋根の上にいる男の子を見た。
「〇〇ちやんそんな所にいたら危ないよ!」
男の子に声を掛けた。
大人しい自閉症で感情を露わにした事はなかった男の子は今まで見せた事が無い怒った顔でおばさんを睨みつけた。
おばさんはゾッとした。
次の瞬間、男の子は屋根の上を走って去って行った。
走って行く姿は別の動物の様だったらしい。
その後、
近くの線路に入り電車に轢かれた。
電車の運転手の話では
ブレーキを掛け警笛を鳴らしていたのに、男の子は運転手を睨みつけながら歩いて向かって来たらしい。
最後まで男の子は目を離さなかったと言っていた。
男の子の目が忘れられなくなり運転手は自ら退職した。
