自作小説。へたくそさんと担当No.25【今時の夏の定番、室内プール】
公開 2024/08/24 21:31
最終更新
-
みんなすまない。僕は今、とんでもなく天国にいる。言葉が思いつかないくらいには天国にいる。
今時の日本の夏というのは、30年前には考えられないくらい気温が上がった。そのため、屋外でのプールにはラッシュガードという上着みたいなものが必須なのだ。夏の定番である水泳に欠かせない女子達の水着。それが拝めなくなるのは男子としてさみしいものがある。
しかし、今回やってきたのは少し郊外にある室内プール。ラッシュガードはそれほど必要なく、しっかりと女子達の水着を拝めるのだ。たとえ地味の代表格であるスクール水着であっても、いや、高校生でスクール水着は色々問題があるが・・・。とにかく、どんな水着であれ、女の子の水着を合法的に見られるというのは男子諸君憧れの状況、天国である。
ちなみに、男子側である守と進は、小さい身長とあまり運動していない体を持っているせいか、可愛らしい小学生にしか見えない。若干、男であっても肌を触ってみたいというくらいには可愛い。文芸部は美男美女の集まりなのか?
「おまたせー。」
女子側がやってきた。では、拝見しよう。
瑠奈はビキニタイプの水着で、腰から下にはスカーフのようなもの(パレオというらしい)を付けている。スタイルが良い分、大人びている。麦わら帽子が欲しいところ。
ヒビキは白いワンピースタイプの水着。ハーフ特有の金髪に、健康的な肌と白い生地がマッチしている。
美奈はフリフリが多めのビキニのようにトップスとボトムで別れている水着。少し幼い印象だが、彼女のイメージにマッチしている。
瑠璃と玻璃はまさかのスクール水着。しかし、一般的に見るスクール水着ではなく、また最近見かけるタイプのボトム部分が膝まであるものではない。ワンピースタイプのスクール水着だった。予想以上に可愛い。
いや、天国か!女神と天使がここにいる!ふと、守と進のほうを見ると、思いっきり見とれている。守なんて顔を赤くしている。
「ふっふっふ・・・。悩殺完了デス!」
「返す言葉もございません・・・。」
ヒビキの勝利宣言に異議を唱えることは出来なかった。
その後はプールを思いっきり満喫した。僕、瑠奈、ヒビキの年長グループとそれ以外の年少グループに別れながらも、みんなで遊んだ。
年少グループは活発で、見ていて危なっかしいところも多い。飛び込んだりすることは無かったが、流れるプールで守と玻璃が流されたり、人込みに美奈が巻き込まれたりしていた。瑠璃と進は何故かお父さんとお母さんのような目をしていた。
対して年長グループは、確かにプールにも入ったが、年少グループの危なっかしさから遠目で見守っていた。親子連れでプールに来る時の親ってこんな感じなのかとひしひしと感じた。子供に人気のおじさんが居てほしいよ。
「そういえばナンパってないデスね。私、可愛いんデスケド?」
「僕がいるからじゃないですか?」
「娘に思われているんでスカネ?」
「誰がお父さんか。」
「コウチャンの雰囲気はお父さんデス。」
そんなこともありながら、楽しい時間は過ぎていく。
今思ったけど、高校最後の夏だった。毎日が当たり前すぎて、そんなこと考えもしなかった。これからは試験勉強もしていかないといけないし、志望大学なども決めていかないといけない。
叶うことなら、こんな時間が続くような未来に行きたい。そう願ってしまう。
「おとーさん!難しい顔しない!」
「誰がお父さんか。」
玻璃の言う通りだな。今は難しい顔をしない。今を楽しもう。
今時の日本の夏というのは、30年前には考えられないくらい気温が上がった。そのため、屋外でのプールにはラッシュガードという上着みたいなものが必須なのだ。夏の定番である水泳に欠かせない女子達の水着。それが拝めなくなるのは男子としてさみしいものがある。
しかし、今回やってきたのは少し郊外にある室内プール。ラッシュガードはそれほど必要なく、しっかりと女子達の水着を拝めるのだ。たとえ地味の代表格であるスクール水着であっても、いや、高校生でスクール水着は色々問題があるが・・・。とにかく、どんな水着であれ、女の子の水着を合法的に見られるというのは男子諸君憧れの状況、天国である。
ちなみに、男子側である守と進は、小さい身長とあまり運動していない体を持っているせいか、可愛らしい小学生にしか見えない。若干、男であっても肌を触ってみたいというくらいには可愛い。文芸部は美男美女の集まりなのか?
「おまたせー。」
女子側がやってきた。では、拝見しよう。
瑠奈はビキニタイプの水着で、腰から下にはスカーフのようなもの(パレオというらしい)を付けている。スタイルが良い分、大人びている。麦わら帽子が欲しいところ。
ヒビキは白いワンピースタイプの水着。ハーフ特有の金髪に、健康的な肌と白い生地がマッチしている。
美奈はフリフリが多めのビキニのようにトップスとボトムで別れている水着。少し幼い印象だが、彼女のイメージにマッチしている。
瑠璃と玻璃はまさかのスクール水着。しかし、一般的に見るスクール水着ではなく、また最近見かけるタイプのボトム部分が膝まであるものではない。ワンピースタイプのスクール水着だった。予想以上に可愛い。
いや、天国か!女神と天使がここにいる!ふと、守と進のほうを見ると、思いっきり見とれている。守なんて顔を赤くしている。
「ふっふっふ・・・。悩殺完了デス!」
「返す言葉もございません・・・。」
ヒビキの勝利宣言に異議を唱えることは出来なかった。
その後はプールを思いっきり満喫した。僕、瑠奈、ヒビキの年長グループとそれ以外の年少グループに別れながらも、みんなで遊んだ。
年少グループは活発で、見ていて危なっかしいところも多い。飛び込んだりすることは無かったが、流れるプールで守と玻璃が流されたり、人込みに美奈が巻き込まれたりしていた。瑠璃と進は何故かお父さんとお母さんのような目をしていた。
対して年長グループは、確かにプールにも入ったが、年少グループの危なっかしさから遠目で見守っていた。親子連れでプールに来る時の親ってこんな感じなのかとひしひしと感じた。子供に人気のおじさんが居てほしいよ。
「そういえばナンパってないデスね。私、可愛いんデスケド?」
「僕がいるからじゃないですか?」
「娘に思われているんでスカネ?」
「誰がお父さんか。」
「コウチャンの雰囲気はお父さんデス。」
そんなこともありながら、楽しい時間は過ぎていく。
今思ったけど、高校最後の夏だった。毎日が当たり前すぎて、そんなこと考えもしなかった。これからは試験勉強もしていかないといけないし、志望大学なども決めていかないといけない。
叶うことなら、こんな時間が続くような未来に行きたい。そう願ってしまう。
「おとーさん!難しい顔しない!」
「誰がお父さんか。」
玻璃の言う通りだな。今は難しい顔をしない。今を楽しもう。
すべての始まり、正米は3DCGのRPGツクールという20年以上前のゲームから生まれた。突っ込んだ話、現在の中の人。「一生ゲームをするという覚悟」のもと、「ゲームに命をかけている」ゲーマー。「ゲームに殉せず、ゲームとともにある」。
数多くのキャラクターを生み出している神霊で、このブログはゆのニートカンパ…
数多くのキャラクターを生み出している神霊で、このブログはゆのニートカンパ…
最近の記事
タグ