自作小説。へたくそさんと担当No.21【振られた側の対談】
公開 2024/07/09 22:04
最終更新
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どうもどうも、荒木美奈です。今回はヒビキに誘われて、美術科の課題に付き合っています。美術科の課題は「日常の風景」。今回ヒビキは私をモデルに読書している風景を描いています。
「それにしても休んでいる間にあの二人進みマシタネー。」
ヒビキが口にするあの二人というのはこうちゃんと瑠奈さんのこと。私も最初は、「運命の出会い?」みたいに思っていたけど、付き合って数年目の落ち着いた雰囲気を醸し出すあの二人の中には入れないと薄々感じていた。
ヒビキは最近、美術科の課題で大忙しだったらしい。その中で作品を作って、交流会にも顔を出したのだからすごい。いつも遅くなるのは課題に取り組んでいたためだった。
「その辺、ミナサンとしてはドウナンスカネェ?」
少し考える。こうちゃんは良い人だし、良い旦那さんだし。しかし、瑠奈さんは良いお母さんだし、良い奥さんだし・・・。
「なーんか、なるようになったとしか思わない。」
「サヨウデスカ。」
「まぁ、少し残念ではある。運命の出会いを感じていたんだけどねー。」
「真鍋先生はそのツモリで引き合わせたんじゃナイデスカネ。」
真鍋先生というのは保健室の先生。私は1年近く療養していて、1年留年している。友達のいない環境のこともあって、文芸部を紹介された。
「そういえば、ミナサンはクラスに気になる人はイナイデスカ?」
「こうちゃんみたいな人はいないかなぁ。みんな馬鹿みたいにはしゃいでいるし。」
「ミナサンならモテると思うんですケド?カワイイデスシ。」
その質問には答えない。実際、興味があるのか、男の子が寄ってくる。でも、そういうウェーイみたいな感じには慣れない。もう少し、おとなしい男の子がいたらなぁと思う。守くんとか進くんみたいな子なら、遠慮なく付き合うんだけどなぁ。あの二人には玻璃と瑠璃がいるけど。
「お互い、イイヒトみつけていきまショウネ。」
「そうだね。って、ヒビキはいないの?」
「みんな変人デス。最近は男子トイレを1週間ほど立ち入り禁止にしてますし。」
「そういえばそういう事件あったなぁ・・・。」
「それにしても休んでいる間にあの二人進みマシタネー。」
ヒビキが口にするあの二人というのはこうちゃんと瑠奈さんのこと。私も最初は、「運命の出会い?」みたいに思っていたけど、付き合って数年目の落ち着いた雰囲気を醸し出すあの二人の中には入れないと薄々感じていた。
ヒビキは最近、美術科の課題で大忙しだったらしい。その中で作品を作って、交流会にも顔を出したのだからすごい。いつも遅くなるのは課題に取り組んでいたためだった。
「その辺、ミナサンとしてはドウナンスカネェ?」
少し考える。こうちゃんは良い人だし、良い旦那さんだし。しかし、瑠奈さんは良いお母さんだし、良い奥さんだし・・・。
「なーんか、なるようになったとしか思わない。」
「サヨウデスカ。」
「まぁ、少し残念ではある。運命の出会いを感じていたんだけどねー。」
「真鍋先生はそのツモリで引き合わせたんじゃナイデスカネ。」
真鍋先生というのは保健室の先生。私は1年近く療養していて、1年留年している。友達のいない環境のこともあって、文芸部を紹介された。
「そういえば、ミナサンはクラスに気になる人はイナイデスカ?」
「こうちゃんみたいな人はいないかなぁ。みんな馬鹿みたいにはしゃいでいるし。」
「ミナサンならモテると思うんですケド?カワイイデスシ。」
その質問には答えない。実際、興味があるのか、男の子が寄ってくる。でも、そういうウェーイみたいな感じには慣れない。もう少し、おとなしい男の子がいたらなぁと思う。守くんとか進くんみたいな子なら、遠慮なく付き合うんだけどなぁ。あの二人には玻璃と瑠璃がいるけど。
「お互い、イイヒトみつけていきまショウネ。」
「そうだね。って、ヒビキはいないの?」
「みんな変人デス。最近は男子トイレを1週間ほど立ち入り禁止にしてますし。」
「そういえばそういう事件あったなぁ・・・。」
すべての始まり、正米は3DCGのRPGツクールという20年以上前のゲームから生まれた。突っ込んだ話、現在の中の人。「一生ゲームをするという覚悟」のもと、「ゲームに命をかけている」ゲーマー。「ゲームに殉せず、ゲームとともにある」。
数多くのキャラクターを生み出している神霊で、このブログはゆのニートカンパ…
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