自作小説。ステラによろしくNo.6【ゴールデンウィーク中の楽しい活動】
公開 2025/02/01 00:53
最終更新
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ゴールデンウィーク中は忙しい。夏のコミックマーケットまでには時間があるようで、実はそこまで時間はない。制作は何かと時間がかかる。とくにプログラミングは最後にバグを発見、修正する作業、デバッグ作業がある。バグが多いとゲームが遊べない。バグを発見するのはかなり根気がいるため、時間をかけて行う。
デバッグを行うためには作品の完成が必要。定期的にデバッグを行っても、完成時にはまた別のバグが発見されるからだ。
とはいえ、今はまだプログラミングのほうには着手していない。まずはゲームの構成やシステムを考える段階。学生の作品なので、ある程度簡素に作るつもりだが、サークル:ステラは大きなサークル。あまり粗末なものは作れない。
部室ではハルミ、キリト、そしてマコトの3人が議論している。ハルミはプロデューサー兼プログラマーとして、キリトはプログラマーとして、マコトはデザイナーとして意見を出し合っている。いくらプログラミングができるとはいえ、現場の人間はまだ高校生。高度なゲームは作ることが、まだできない。外注するにしても、ある程度の構想は必要になる。そのために色々話し合っている。
「じゃぁ、このモデル君を使ってラフを描いてみようか?」
その間、私はイラストレーターのハルヒに絵の書き方を教えてもらう。
「基本的にモデルの特徴を捉えるドローイングを続けることが重要です。特徴を覚えることが出来れば、後は細かいところをやっていきます。」
ゲーム制作は多くの作業が必要になる。全部をするのは難しい。なので、一番できそうな仕事を最初に覚える。全部楽しそうだったが、イラストレーターが一番出来そうだった。お絵描きは小さいころからやっているし、同人誌モドキは思春期である中学生の頃にやっていた。つまり、ある程度の自力があったのだ。
「いいねぇいいねぇ。君、可愛いよー。」
「ハルヒさん、なんかナンパっぽいよ?」
「うえっ!?そうだった!?」
オタクの教科書、涼宮ハルヒの憂鬱のハルヒと同じ名前のハルヒだが、性格はそのスピンオフ作品涼宮ハルヒちゃんの憂鬱のほうのハルヒ。たまたまオジサンが持っていたので読んだ。そこからオタク趣味を始めた。
「よし!こんなところかな?キリト、いける?」
「いけるぞ。これなら無理もない。支部長もいいですよね?」
「よきにはからえ。」
お、会議が終わったらしい。それぞれ自分の席に戻った。
「あ、キリト。アカネちゃん、イラストレーターから始めるほうがいいわ。」
「ハルヒ?あぁ、絵を教えていたのか。絵が描けるってことか?」
パックのジュースを飲み始めるキリト。そこにハルヒが声をかける。
で、私の描いた絵をキリトに見せるハルヒ。キリトはじっくり見ている。
「なるほど・・・・・。今回のモンスターのイメージにぴったりだ。今回は可愛いモンスターが必要だからちょうど良い。」
キリトの目に止まったようだ。しかし、今後のことも考えているのか、少し顔が険しい。
「次は色使いとCGを使うことを覚えないとな。ゲームに組み込むにはjpegあたりが必要なんだ。」
仕事モードのキリトは、普段の子供っぽさ、普段の弄られキャラの雰囲気はなく、一介のプログラマーの顔を見せる。すこしかっこいい。
「こういうところもあるから3年生に人気なんだよー。」
「支部長、それは内緒にしてください。」
ハルミが暴露した話にツッコミを入れるキリト。キリトくん、本当にモテるんだね。
その後、キリトとハルミはどういうシステムを作るか、どうやって作るかの相談。マコトはシナリオとデザインを考えた。私とハルヒは絵を描き続けた。
なんというか、普通に部活しているなぁと思う。こういう部活がしたかったんだよ。
デバッグを行うためには作品の完成が必要。定期的にデバッグを行っても、完成時にはまた別のバグが発見されるからだ。
とはいえ、今はまだプログラミングのほうには着手していない。まずはゲームの構成やシステムを考える段階。学生の作品なので、ある程度簡素に作るつもりだが、サークル:ステラは大きなサークル。あまり粗末なものは作れない。
部室ではハルミ、キリト、そしてマコトの3人が議論している。ハルミはプロデューサー兼プログラマーとして、キリトはプログラマーとして、マコトはデザイナーとして意見を出し合っている。いくらプログラミングができるとはいえ、現場の人間はまだ高校生。高度なゲームは作ることが、まだできない。外注するにしても、ある程度の構想は必要になる。そのために色々話し合っている。
「じゃぁ、このモデル君を使ってラフを描いてみようか?」
その間、私はイラストレーターのハルヒに絵の書き方を教えてもらう。
「基本的にモデルの特徴を捉えるドローイングを続けることが重要です。特徴を覚えることが出来れば、後は細かいところをやっていきます。」
ゲーム制作は多くの作業が必要になる。全部をするのは難しい。なので、一番できそうな仕事を最初に覚える。全部楽しそうだったが、イラストレーターが一番出来そうだった。お絵描きは小さいころからやっているし、同人誌モドキは思春期である中学生の頃にやっていた。つまり、ある程度の自力があったのだ。
「いいねぇいいねぇ。君、可愛いよー。」
「ハルヒさん、なんかナンパっぽいよ?」
「うえっ!?そうだった!?」
オタクの教科書、涼宮ハルヒの憂鬱のハルヒと同じ名前のハルヒだが、性格はそのスピンオフ作品涼宮ハルヒちゃんの憂鬱のほうのハルヒ。たまたまオジサンが持っていたので読んだ。そこからオタク趣味を始めた。
「よし!こんなところかな?キリト、いける?」
「いけるぞ。これなら無理もない。支部長もいいですよね?」
「よきにはからえ。」
お、会議が終わったらしい。それぞれ自分の席に戻った。
「あ、キリト。アカネちゃん、イラストレーターから始めるほうがいいわ。」
「ハルヒ?あぁ、絵を教えていたのか。絵が描けるってことか?」
パックのジュースを飲み始めるキリト。そこにハルヒが声をかける。
で、私の描いた絵をキリトに見せるハルヒ。キリトはじっくり見ている。
「なるほど・・・・・。今回のモンスターのイメージにぴったりだ。今回は可愛いモンスターが必要だからちょうど良い。」
キリトの目に止まったようだ。しかし、今後のことも考えているのか、少し顔が険しい。
「次は色使いとCGを使うことを覚えないとな。ゲームに組み込むにはjpegあたりが必要なんだ。」
仕事モードのキリトは、普段の子供っぽさ、普段の弄られキャラの雰囲気はなく、一介のプログラマーの顔を見せる。すこしかっこいい。
「こういうところもあるから3年生に人気なんだよー。」
「支部長、それは内緒にしてください。」
ハルミが暴露した話にツッコミを入れるキリト。キリトくん、本当にモテるんだね。
その後、キリトとハルミはどういうシステムを作るか、どうやって作るかの相談。マコトはシナリオとデザインを考えた。私とハルヒは絵を描き続けた。
なんというか、普通に部活しているなぁと思う。こういう部活がしたかったんだよ。
すべての始まり、正米は3DCGのRPGツクールという20年以上前のゲームから生まれた。突っ込んだ話、現在の中の人。「一生ゲームをするという覚悟」のもと、「ゲームに命をかけている」ゲーマー。「ゲームに殉せず、ゲームとともにある」。
数多くのキャラクターを生み出している神霊で、このブログはゆのニートカンパ…
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