お茶と茶菓子と毛布を持って突撃したいな、なんて思ったりもした。
公開 2025/01/13 19:35
最終更新 -
休日。私がいつも心待ちにしているもの。
予定を入れることもあるが、積極的には入れてない。
だって、予定を入れたら休めない。
予定を入れずにダラダラするのが私の休日だった。

世の中には外に遊びに出かけることでリフレッシュする人や、何かをしている方が落ち着く人がいることは知っている。
そういう人を見ていると凄い人たちだな……といつも思っていた。

そんなある日、友人からだったか、テレビやネットの情報だったのか。
何もしないで寝てばっかりや、ぼーっとしているより、何か別のことをした方がちゃんと休めるみたいな情報を耳にした。

ほう、そうなのか。
少し興味を持った私はもう少し調べてみた。
どうやらいつもやってることと逆のことをやるといいらしい。
例えば、普段デスクワークが中心の仕事をしている人は運動する、みたいなことだ。

一つ注意していただきたいのは、ここまでの情報は私の曖昧な記憶の中から取り出したものであるため正確では無いということ。
もし興味がある方は改めて調べ直していただきたい。

さて、話を戻す。
ちゃんと休めるらしい情報を手に入れた私は、そこから実践……することはなく。いつも通りに休日は過ごしていた。
やる気になったらやってみようと思い、積極的にやってみることはなかったのだ。
うーん、我ながら怠惰。

しかし、そんなに間をおかず、休みの日に立て続けに人と会う予定が入った月があった。
自ら予定は作らないが、人から誘われれば基本断らない。
ただ、空いているからという理由で深く考えずにぽんぽん予定を入れたため、本当に綺麗に休みの日が埋まった。
ここで私は、例の話を思いだす。
これはいいチャンスだ。本当にリフレッシュ効果が高いのかわかるのではないかと。

結論から言うと、リフレッシュ効果は確かにあった。1人でダラダラ寝てばかりのときより、気持ちがすっきりしており、リフレッシュ効果は高かったといえる。
ただ、体の疲れはとれていなかった。
精神的には良い休みになっていたが、結局出かけるために朝それなりの時間に起きて活動していたわけで。
運動習慣がなく決して体力がある方ではない私の体にとって、休みになっていなかった。
まぁ、週に2日は貰っている休日に予定がフルで入っていたのだから当然である。
それまでそんなに予定を入れてなかったのだから尚更だ。

まぁ、つまり何が言いたいかと言うと、聞きかじった話は私にとって効果があったということ。ただ、全部の休みをそうしてしまうと心は良くても、体は追いつかないため、バランス良く半々くらいにすると良さそうと。
そう思ったということを話したかったわけです。

私は半々が良さそうと思っているが、フルで予定を入れた方がいい人もいるだろうし、逆に休みはなるべく予定を入れずまったり過ごした方がいい人もいるだろう。
体力も性格も、何が好きかも違うのだから当たり前なのだけど。
だから、休みの日に何も出来なかったと、自分を責めることはしなくていいんじゃないだろうか。
何か、例えばスマホなんかが突然故障してその対応で休日が潰れてしまって、がっかりしてその言葉が出るのは、それはそれはお疲れ様ですとお茶でも入れてあげたくなるのですが、
疲れて動けなかった、長い時間寝てしまった、それでその言葉が出ているなら、それで自分を責めてしまっているなら、ちょっと考え方を変えてみてもいいかもしれない。
自分はちゃんと休めたのだと、体を休めてあげられたのだと。
そう思えたら世話ないよと思っている人もいるだろうが、まぁ、その考え方がなかった人がちょっと楽になればいいなと思う。

あと、最後に、案外この考え方をしている人がネット上を含めてチラホラいることも知っているため、同士を集めて頑張り過ぎてる人にお茶と茶菓子と毛布を持って突撃したいな、なんて思ったりもした。
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