『東京S黄尾探偵団』に触れてみた(ネタバレ注意)
公開 2026/05/26 13:50
最終更新
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学生時代以来の読書熱が再燃して、そろそろ10年。
ここ何年かは文庫本の値上がりに流行りのジャンルとの相性の問題、そして内容へのマンネリ感などもあって新しい本を買う頻度がめっきり低下し、新たに買ってもイマイチしっくり来ない事が多くなりました。
そんな中、えっくすで登録しているレーベルの公式アカウントで最近コバルト文庫の話題が流れてくる事が多く、その内の一つとして紹介されていたのがこちらの作品でした。

響野夏菜さんの『東京S黄尾探偵団』という小説で、90年代後半から2000年代前半まで続いていたというシリーズ物だそうで、私は舞台が通信制高校という所に食いつきました。
……えっくすでは何度か触れている通り、私は通信制高校を卒業した身です。
中学時代は勉強も運動も人間関係もダメダメで、進学出来るとしたら名前が書けて簡単な読み書きや計算が出来ればOKってレベルと言われている底辺高校ぐらいだって話になっていたのです。
それは避けたいと思ったらしい母親が見つけ出したのがのちの母校となる通信制高校だったのですが、今と違ってまだその手の学校の知名度が低く、ある程度の市民権を得る前だったのもあって、先生達はあまりいい顔をしませんでした。
だけど学校説明を見た時に心惹かれるものを感じた私は反対を押し切って入学し、20年以上の付き合いとなり人生及びオタライフのターニングポイントとなる友人との出会いも果たし、良くも悪くも自由だったその高校で勉強に部活に友達との交流と、充実した3年間を過ごしました。
この物語の舞台もそんな良くも悪くも自由な通信制高校で、うちの高校もこんなんだったなあ……なんて思うところもありました。
作中の生徒達も年齢も経歴も色々で、今ほど広くは普及していなかったインターネットを使ったネタに、イかれた殺人事件や同性愛、売春などの際どい要素もあったりして、あの時代に少女向け小説のレーベルでよくここまでやってたなあ……と驚きました。
いや、でもあの時代は少女コミックなんて言いながら際どい作品が人気だった雑誌もあるし、今より色んな意味で自由だったのは間違いないか。
それに現代ではさらに悪化しているネットや若者の闇だけでなく、通信制高校出身者がその後の進学や就職で苦労するという現実についてもしっかり触れられているんですよね……。
私が卒業してから数年後に事実上の廃校となったその学校も知名度が皆無だったようで、若い頃に仕事を探す際の面接でもこの学校は何かと聞かれ、通信制高校と答えると小馬鹿にしたようなリアクションをされる事もあったのを思い出しました。
しかし前半はコメディ感が強めだったのが次第にシリアスな空気が強くなり、それぞれの人物達の闇も見え隠れしてきて、読んでいて楽しかったです。
全部で20巻以上あるみたいだから全部読むのは大変そうだけど、もう少し追ってみたくなりました。
年のせいか登場人物達の名前と特徴を覚えるのに一苦労して、途中でメモを用意したからメインキャラについては大方掴めたし……。
今の所気になるのは女性だと花音、男性だと兵悟や善美といった成人済みの人達だけど、読み進めるうちにまた変わってくるかもしれません。
他にもコバルト文庫で気になるシリーズがあるし、それらとは別の作品を探すのも楽しいかもしれないし、これは新たなマイブームが出来る可能性もありますね。
何せ最近は学生時代にハマったアニメが再燃したり、昔好きだったゲームの移植版やリメイクに触れる機会が多いから、そのまま古の少女小説の波が来るかもしれません。
果たして、今後の行方やいかに!?って事で、このまま2巻も読みたいです。
ここ何年かは文庫本の値上がりに流行りのジャンルとの相性の問題、そして内容へのマンネリ感などもあって新しい本を買う頻度がめっきり低下し、新たに買ってもイマイチしっくり来ない事が多くなりました。
そんな中、えっくすで登録しているレーベルの公式アカウントで最近コバルト文庫の話題が流れてくる事が多く、その内の一つとして紹介されていたのがこちらの作品でした。

響野夏菜さんの『東京S黄尾探偵団』という小説で、90年代後半から2000年代前半まで続いていたというシリーズ物だそうで、私は舞台が通信制高校という所に食いつきました。
……えっくすでは何度か触れている通り、私は通信制高校を卒業した身です。
中学時代は勉強も運動も人間関係もダメダメで、進学出来るとしたら名前が書けて簡単な読み書きや計算が出来ればOKってレベルと言われている底辺高校ぐらいだって話になっていたのです。
それは避けたいと思ったらしい母親が見つけ出したのがのちの母校となる通信制高校だったのですが、今と違ってまだその手の学校の知名度が低く、ある程度の市民権を得る前だったのもあって、先生達はあまりいい顔をしませんでした。
だけど学校説明を見た時に心惹かれるものを感じた私は反対を押し切って入学し、20年以上の付き合いとなり人生及びオタライフのターニングポイントとなる友人との出会いも果たし、良くも悪くも自由だったその高校で勉強に部活に友達との交流と、充実した3年間を過ごしました。
この物語の舞台もそんな良くも悪くも自由な通信制高校で、うちの高校もこんなんだったなあ……なんて思うところもありました。
作中の生徒達も年齢も経歴も色々で、今ほど広くは普及していなかったインターネットを使ったネタに、イかれた殺人事件や同性愛、売春などの際どい要素もあったりして、あの時代に少女向け小説のレーベルでよくここまでやってたなあ……と驚きました。
いや、でもあの時代は少女コミックなんて言いながら際どい作品が人気だった雑誌もあるし、今より色んな意味で自由だったのは間違いないか。
それに現代ではさらに悪化しているネットや若者の闇だけでなく、通信制高校出身者がその後の進学や就職で苦労するという現実についてもしっかり触れられているんですよね……。
私が卒業してから数年後に事実上の廃校となったその学校も知名度が皆無だったようで、若い頃に仕事を探す際の面接でもこの学校は何かと聞かれ、通信制高校と答えると小馬鹿にしたようなリアクションをされる事もあったのを思い出しました。
しかし前半はコメディ感が強めだったのが次第にシリアスな空気が強くなり、それぞれの人物達の闇も見え隠れしてきて、読んでいて楽しかったです。
全部で20巻以上あるみたいだから全部読むのは大変そうだけど、もう少し追ってみたくなりました。
年のせいか登場人物達の名前と特徴を覚えるのに一苦労して、途中でメモを用意したからメインキャラについては大方掴めたし……。
今の所気になるのは女性だと花音、男性だと兵悟や善美といった成人済みの人達だけど、読み進めるうちにまた変わってくるかもしれません。
他にもコバルト文庫で気になるシリーズがあるし、それらとは別の作品を探すのも楽しいかもしれないし、これは新たなマイブームが出来る可能性もありますね。
何せ最近は学生時代にハマったアニメが再燃したり、昔好きだったゲームの移植版やリメイクに触れる機会が多いから、そのまま古の少女小説の波が来るかもしれません。
果たして、今後の行方やいかに!?って事で、このまま2巻も読みたいです。
