僕の5つ目のなまえ
公開 2023/09/20 00:15
最終更新
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僕はそれなりの頻度でこのをそごとにっきを更新しているが、閲覧されている気配があまりないことにすこし寂しくなってきている。シンブロは、ページの下部に「同じカテゴリ」の他の人の記事のリンクを表示しているし、トップページには新しい記事がいくつか表示されている。でも、毎日のように眺めているとほとんど同じメンバーが表示されていて、なんというか……シンプルブログのアクティブユーザー数の少なさを感じぜざるを得ない。おそらく、シンプルブログの記事はサーチエンジンからのインデックスを拒否しているので、誰かか、僕自身が外部サイトにをそごとにっきの記事をリンクさせない限り、シンプルブログのアクティブユーザーにしか僕の書いたものは見つけられないようになっているのだと理解している。
僕はオンラインでもオフラインでも創作をしている。なので、そこにブログのリンクを載せればいいのかもしれないが、僕は僕のいろいろななまえをすべて同一人物だと分かられることを望んでいない。なので、寂しく思いながらもここに記録をつけていこうと思っている。
読んでくれている方がいたら、ありがとうございます、ほんとうに。
僕は今日ある本を読んで、読書と映画の感想用のブログを作ることにした。前々から構想はしていて、読書ブログを作ったこともあるんだけど、上手くいかず、また性懲りも無く新しいブログを立ち上げたのだ。愚かである。
そこで、僕は自分の新しいなまえを考えた。伊藤計劃とか尾崎世界観みたいななまえがカッコイイ!と思ってなんとなく伊藤計劃のことを検索した。その結果として僕は伊藤計劃ががんで亡くなったことを知った。亡くなっていることは知っていたけれど、死因をいままで知らなかったのだ。僕の何日か前のにっきを読んでいるひとには分かると思うが、僕はいまものすごくがんのことを考えたり、心配したり、調べたりしている。なので、たまたま検索した伊藤計劃ががんで亡くなっていて、少しショックをうけてしまったのだった。
そのときに見つけた論文が興味深かったので貼っておく。
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1220010041.pdf
この論文によれば、伊藤計劃の著作はがんの診断後に書かれており、自身の闘病生活が強く反映されている、ということだ。ある意味では、僕が昨日のにっきにリンクを貼っていた「ネットで故人の声を聴け」に近いものがある、とも言えるかもしれない。『ハーモニー』は読んだことがあるが、闘病の視点はなかったので再読したいという気持ちになる。
僕は5つ目のなまえを獲得した。
その5つのうちいくつかは「中の人は一緒ですよ」と明かしているが、いくつかは切り離している。隠しているわけではないけど、大きな声で同じです!とやるつもりはないし、ほかの人にもなるべく「この人、あそこのこの人じゃない?」と思っても、僕だけに確認するくらいにして見守ってもらえた方が嬉しい。
僕の文章には僕の書き方の癖が表れているから、見る人がみれば分かると思う。それは、僕が独自の文体を獲得しているという意味ではなくて、人はそれぞれ指紋のように、その人固有の独自の文体と語彙群を持っているのだと思う。
まぁ、それに僕は日常のいろいろなことをいろいろなところに書いちゃっているので答え合わせは簡単だろう。
インターネット上の様々な文章を解析するAIなどを使えば、もしかしたら、このサイトの文とこのSNSのアカウントを「中の人は同一です」と割り出すことが出来るのかもしれない。
僕はオンラインでもオフラインでも創作をしている。なので、そこにブログのリンクを載せればいいのかもしれないが、僕は僕のいろいろななまえをすべて同一人物だと分かられることを望んでいない。なので、寂しく思いながらもここに記録をつけていこうと思っている。
読んでくれている方がいたら、ありがとうございます、ほんとうに。
僕は今日ある本を読んで、読書と映画の感想用のブログを作ることにした。前々から構想はしていて、読書ブログを作ったこともあるんだけど、上手くいかず、また性懲りも無く新しいブログを立ち上げたのだ。愚かである。
そこで、僕は自分の新しいなまえを考えた。伊藤計劃とか尾崎世界観みたいななまえがカッコイイ!と思ってなんとなく伊藤計劃のことを検索した。その結果として僕は伊藤計劃ががんで亡くなったことを知った。亡くなっていることは知っていたけれど、死因をいままで知らなかったのだ。僕の何日か前のにっきを読んでいるひとには分かると思うが、僕はいまものすごくがんのことを考えたり、心配したり、調べたりしている。なので、たまたま検索した伊藤計劃ががんで亡くなっていて、少しショックをうけてしまったのだった。
そのときに見つけた論文が興味深かったので貼っておく。
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1220010041.pdf
この論文によれば、伊藤計劃の著作はがんの診断後に書かれており、自身の闘病生活が強く反映されている、ということだ。ある意味では、僕が昨日のにっきにリンクを貼っていた「ネットで故人の声を聴け」に近いものがある、とも言えるかもしれない。『ハーモニー』は読んだことがあるが、闘病の視点はなかったので再読したいという気持ちになる。
僕は5つ目のなまえを獲得した。
その5つのうちいくつかは「中の人は一緒ですよ」と明かしているが、いくつかは切り離している。隠しているわけではないけど、大きな声で同じです!とやるつもりはないし、ほかの人にもなるべく「この人、あそこのこの人じゃない?」と思っても、僕だけに確認するくらいにして見守ってもらえた方が嬉しい。
僕の文章には僕の書き方の癖が表れているから、見る人がみれば分かると思う。それは、僕が独自の文体を獲得しているという意味ではなくて、人はそれぞれ指紋のように、その人固有の独自の文体と語彙群を持っているのだと思う。
まぁ、それに僕は日常のいろいろなことをいろいろなところに書いちゃっているので答え合わせは簡単だろう。
インターネット上の様々な文章を解析するAIなどを使えば、もしかしたら、このサイトの文とこのSNSのアカウントを「中の人は同一です」と割り出すことが出来るのかもしれない。
登場人物
〈僕〉
・象工場勤務
・KとHと暮らしている
・好きなのみものは葛根湯
〈K〉
・一歳ちょっと
・好きなのみものは麦茶
〈H〉
・よくわからないけど部品をつくる仕事をしている
・好きなのか知らないけどコーヒーをよく飲んでいる
〈僕〉
・象工場勤務
・KとHと暮らしている
・好きなのみものは葛根湯
〈K〉
・一歳ちょっと
・好きなのみものは麦茶
〈H〉
・よくわからないけど部品をつくる仕事をしている
・好きなのか知らないけどコーヒーをよく飲んでいる
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