【映画メモ】ボーはおそれている
公開 2024/09/16 07:01
最終更新
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アマプラ / 字幕
しんど。
まさかの3時間。
映画館だったらおしっこ問題勃発してたぜ。
ミッドサマーのアリ・アスター監督の邪悪さが煮詰まったような作品。
3時間の間、ずっと悪夢を見せられているような感覚。
美しいけど不穏な音楽。
足元がぐにゃぐにゃと捻じ曲げられて立っていられなくなるような感覚の悪夢的映像。
物語はチャプター形式になっていて、ボーが気絶すると画面が暗転。
次のチャプターが始まるようになっている。
最初は何を見せられているのか分からなかったが、悪夢的な映像は私の心をざわつかせ不安にさせた。
なぜか苦しくて、途中2回離席してトイレで泣いてしまった。
その苦しさとは何か。
それは最後のチャプターで明かされる。
ボーをヒステリックに怒鳴りつける母親。
屋根裏に監禁されている男。
男性器のお化け。
アリ・アスター作品の象徴とも言える【家族の呪い】【男性嫌悪】が今までの作品と比べてより鋭い切れ味を持って表現されており、毒親育ちの私には本当にしんどかった。
アリ・アスター監督の作品はこれでもかとトラウマをえぐってきて、そして救いが無い。
本作ではラスト、ボーは暗い湖(?)に落ちて浮かび上がってこない。
ボーが救われない形で幕が下りるのである。
アリ・アスター監督の作品は人を殺す力を持った凶悪な作品である。
いつか死人が出るじゃないのか。
★4で!
★★★★☆
しんど。
まさかの3時間。
映画館だったらおしっこ問題勃発してたぜ。
ミッドサマーのアリ・アスター監督の邪悪さが煮詰まったような作品。
3時間の間、ずっと悪夢を見せられているような感覚。
美しいけど不穏な音楽。
足元がぐにゃぐにゃと捻じ曲げられて立っていられなくなるような感覚の悪夢的映像。
物語はチャプター形式になっていて、ボーが気絶すると画面が暗転。
次のチャプターが始まるようになっている。
最初は何を見せられているのか分からなかったが、悪夢的な映像は私の心をざわつかせ不安にさせた。
なぜか苦しくて、途中2回離席してトイレで泣いてしまった。
その苦しさとは何か。
それは最後のチャプターで明かされる。
ボーをヒステリックに怒鳴りつける母親。
屋根裏に監禁されている男。
男性器のお化け。
アリ・アスター作品の象徴とも言える【家族の呪い】【男性嫌悪】が今までの作品と比べてより鋭い切れ味を持って表現されており、毒親育ちの私には本当にしんどかった。
アリ・アスター監督の作品はこれでもかとトラウマをえぐってきて、そして救いが無い。
本作ではラスト、ボーは暗い湖(?)に落ちて浮かび上がってこない。
ボーが救われない形で幕が下りるのである。
アリ・アスター監督の作品は人を殺す力を持った凶悪な作品である。
いつか死人が出るじゃないのか。
★4で!
★★★★☆