【映画メモ】シビル・ウォー アメリカ最後の日
公開 2024/12/09 07:35
最終更新
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アマプラ / 字幕
てっきりSFバトルものかと思ったらリアル戦争ドラマだった…!
もしもアメリカで内戦が起きたら…というif舞台で、ジャーナリストの4人のロードムービー。
陥落寸前の米大統領へのインタビューを行うためにD.C.を目指すんだけど、その道中、様々な紛争を目の当たりにしていく4人。
戦争シーンはあまりにもリアルで思わず目を覆いたくなるような描写が続くのだが、途中に挟む自然の描写がとにかく美しい。
道端の名もなき小さな花。
緑の美しい森。
夕日を映した川。
戦争の残酷さと自然の美しさを対比させることで、より人間の愚かさが際立つ。
途中、中立の町が出てくる。
平和な日常を送る町の人々。
あまりにも日常すぎる町並み。
そこはあまりにも不自然で作り物のような感じ。
主人公のリー(キルスティン・ダンスト)が服屋でドレスを試着するんだけど、大きな値札がぶら下がっており『借り物』感。
しかし、店を出ると建物の上には狙撃兵。
その姿ははっきりとは映し出されず、ぼやけた感じ。
偽りの平和の町。
ここの描写は素晴らしいと思った。
しかしさ~。
新人カメラマンの女さ~。
あいつのせいでめちゃ被害出てるじゃん。
観ててイラついたわ。
まぁ、そういうキャラが必要よね。
戦争という大きな流れの中で、個々の人間の無力さ。
戦争の狂気に飲まれた人々。
戦争は恐ろしい、人を狂わせるというシンプルだけど忘れがちなテーマをしっかり描いた名作。
★4で!
★★★★☆
てっきりSFバトルものかと思ったらリアル戦争ドラマだった…!
もしもアメリカで内戦が起きたら…というif舞台で、ジャーナリストの4人のロードムービー。
陥落寸前の米大統領へのインタビューを行うためにD.C.を目指すんだけど、その道中、様々な紛争を目の当たりにしていく4人。
戦争シーンはあまりにもリアルで思わず目を覆いたくなるような描写が続くのだが、途中に挟む自然の描写がとにかく美しい。
道端の名もなき小さな花。
緑の美しい森。
夕日を映した川。
戦争の残酷さと自然の美しさを対比させることで、より人間の愚かさが際立つ。
途中、中立の町が出てくる。
平和な日常を送る町の人々。
あまりにも日常すぎる町並み。
そこはあまりにも不自然で作り物のような感じ。
主人公のリー(キルスティン・ダンスト)が服屋でドレスを試着するんだけど、大きな値札がぶら下がっており『借り物』感。
しかし、店を出ると建物の上には狙撃兵。
その姿ははっきりとは映し出されず、ぼやけた感じ。
偽りの平和の町。
ここの描写は素晴らしいと思った。
しかしさ~。
新人カメラマンの女さ~。
あいつのせいでめちゃ被害出てるじゃん。
観ててイラついたわ。
まぁ、そういうキャラが必要よね。
戦争という大きな流れの中で、個々の人間の無力さ。
戦争の狂気に飲まれた人々。
戦争は恐ろしい、人を狂わせるというシンプルだけど忘れがちなテーマをしっかり描いた名作。
★4で!
★★★★☆