一発系ネタサービスのバズらせ方について書いてみる
公開 2023/04/18 18:26
最終更新
2023/04/18 18:55
(大層なタイトルですが、私のネタサービスの作り方を公開しているだけのクソしょーもない内容を、少し真面目に書いた記事です)
直近で作ったネタサービスは↓これ。
【たのしい運転免許試験】
https://menkyo.uwith.net/
(2022/12/2に公開。クソアプリアドベントカレンダーで作ったやつ。)
このサービス、一瞬だけバズりました!笑
実は、上記サービスは一瞬のバズを狙った要素を色々入れ込んでいます。
ネタで一瞬バズらせるのであればいくつかポイントがあるかなと思っていまして、今回「一瞬バズりそうな気もしなくもなくないなぁ」というアイディアがあって、せっかくなのでそのアイディアを題材に、私が普段ネタサービスを開発する際の考え方を書きたいと思います。
※ちなみにですが、一瞬バズるだけのサービスは全くお金にはなりません!笑
※なので、一発当ててFIREするぞ!という方の参考にはならないと思います!
※「これやればバズるぞ!!」と自信満々に書くわけではなく、あくまで「こういうこと考えて作ってるよ。たまにちゃんとバズるよ。」という感じです。
・「宇宙の真実を知ることが出来るチャットサービス」というキャッチコピー。
・チャット画面のデザインはChatGPTと同じにする。
・AI側のチャットのアイコンは、脳をアイコン化したような画像にする。
・何を書いてもAI側は「ハロウィン!」としか返さない。
・こちらの書き込み内容が、始めは入力した通りに送信されるのに、そのうち語尾に勝手に「ハロ」とか付いて、最後は「ハロウィン」としか言えなくなる。
上記だけ見ても意味不明かもですが、具体的な説明を書いていきたいと思います。
一瞬のバズ狙いを前提としたものですが、今回のサービス以外でも応用できる要素もあるかなと思います。
まず、今だったらAI関係のサービスを出したら結構な確率で注目してもらえます。
特に、AI関係はガチのサービスをみんな出していますが、ネタ系のサービスはまだ少ないです。
(※ちゃんとAIを使うとお金がかかるので、ネタサービスを作りづらい。)
今回のサービスは実際にAIを使うわけではなく適当にそれっぽい会話をするロジックを書けばいいので、お金が掛けずに「AIの時流に乗る」ことが出来て最高な感じがします笑
あと、ポイントとしては「クオリティが高そう」かどうかも重要で、ChatGPTのUIを完コピした方が良いと思います。(AIが考え中に表示される、キャレットの点滅も含めて!)
元ネタがある(今回の場合はChatGPTが元ネタ)場合は、UIがネタ元の完コピなだけで「内容の割にクオリティが無駄に高くてギャップが面白い=人に教えてあげたい!」が発生するからです。
ここが微妙だと、バズる確率は下がると思います。
「ギャップによる面白い要素」がなくなるので、単純にシェアする動機が1つ減るからです。
基本的に、シェアしたくなる動機は1つでも多い方が良いです!
今回は、ロジックでクオリティ勝負できないので、見た目を完全にChatGPTと合わせることで、「クオリティが高い」を獲得します。(そして、それによる「面白い」を発生させて、シェアしてもらうことを狙います。)
そして次にチェンソーマン。
直近ではトップクラスに注目されている漫画なので、読者がかなり多いです。
何かに乗っかる場合、そのネタに注目している人が多いと単純にバズりやすいです。ChatGPTに乗っかるのも同じ理由ですね。
※今回は詳しく書きませんが、逆にあえて誰も分からないようなニッチなネタで勝負するというやり口もあります。例えば、今から「らんま1/2」に乗っかろうとしても、若い人は分からないだろうし結構厳しそうですよね。コアファンがシェアしてくれる可能性はもちろん出ますが。
(いや、個人的にはらんま1/2超好きなんですけどね。爆砕点穴とかね。猛虎高飛車とかね。魔犬慟哭破とかね。)
チェンソーマン以外でいうと、今なら「SPY×FAMILY」とか。
あと、「鬼滅の刃」とか「推しの子」とかはアニメが始まったので、熱量が高い状態なのでいいかも。
ちなみに、「宇宙の真実を知る」というキャッチコピーや「ハロウィン」の部分はチェンソーマンを読んでいないと全く分からないネタです。
この点が今回のサービスにおける一番の懸念ポイントです。最初にチェンソーマン読者がシェアしてくれないとバズが起きない気がします。
(※ネタバレになるので詳細は割愛します。読んだことが無い方はぜひ読んでみてください。めちゃくちゃ面白いです。)
ちなみに、冒頭で書いた「たのしい運転免許試験」は全く時流に乗っていません。
時流に乗るのは必須ではなく、あくまでそういう作戦もあるよ。という感じです。
この件です。
イーロン・マスクが新しいチャットAI「TruthGPT」の開発を発表、「宇宙の本質を解き明かすこと」が目標
https://gigazine.net/news/20230418-elon-musk-truthgpt/
前述の2つのネタと違い、こういう一瞬のインパクトのあるニュースに乗る場合は、48時間以内(早ければ早いほど良い)くらいに乗らないと新鮮味が無くなってきます。
これは字面は「ChatGPT」に、Universe部分は宇宙の真実を探求するという「イーロンマスクのTruthGPT」に掛けています。
『大層な名前のサービスが出てきたけど、触ってみたらしょーもねーwww』
みたいなツッコミを狙っている感じです。
これ単体ではシェアしたくならないのですが、とにかくツッコミどころを散りばめます!
色々散りばめておくと、「小笑いが積もり積もって、なんか面白いサービスに感じる」ためです。
ちなみに一旦UniverseGPTにしましたが、これはもっと良い名前があるかもしれません。
サービス名は重要なので、よく練った方が良いです。
世の中的に「AIマジすごい!!!!」がありますが、「宇宙の真実を知ることが出来る」という言葉は『流石に嘘だろ?』的な「触ってみてツッコミを入れたくなる衝動」を突いて、まずはとにかく実際に触ってもらいます。
で、実際に使ってみたら、なんてことはないチェンソーマンネタで「おいおいw」「そういう意味かよw」「確かに宇宙の真実をしってしまったわ笑」というツッコミを誘います。
ちなみに「たのしい運転免許試験」でいうと、タイトルに「たのしい」が入っていますが、中身の試験が鬼畜なのでそのギャップがツッコミどころになっています。
「ちょwww無駄にクオリティ高いw」というツッコミです。
ちなみに、画面だけではなくてOGP画像がfaviconとかもChatGPTに寄せてデザインします。
(クオリティが高く感じる=デザインをいい感じにする、では無いのですが、今回のサービスではデザインを似せるくらいしか手が浮かばないため)
その上で脳のアイコンにします。
(※ネタバレなので詳細は割愛しますが、チェンソーマンのネタから来ています。)
こういうさりげないネタを入れておくと、「あれ?よく見るとw」が生まれます。
そして、「これまだ誰も気づいて無いのでは?シェアしよww」になります。つまり自己顕示欲をくすぐる感じです。
「最終的に「ハロウィン」しか言えなくなる。」
は、チェンソーマンの世界から取ってきた振る舞いです。
こうすることで、サービス利用者を「ネタ元の住人になりきる体験」をさせることができます。
好きな作品の住人になる体験は「面白い」の要素になるのと、とはいえその体験自体がトンデモな内容なので「くそっ!ワイもハロウィンしか言えなくなったwww」的なツッコミどころになります。
(※ネタバレなので詳細は割愛。面白いからチェンソーマン読んでくれぇぇぇーーー!!!!)
あとは、この手のかぶせ方で本当に使えるものをリリースする場合は、有名人(とか団体)側を「ギャフンと言わせたい」というような僅かな無意識からついシェアさせたくする、というのもあると思っています。
具体的には「さとるさん」とかがすごくうまいなぁと思っていまして、ちょっと古いネタですけど以下とかはまさにそれです。
犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/12/news036.html
(※ご本人が狙ってやっているかどうかは不明ですが、私は勝手に上手だなぁと思っています笑)
今回のサービスの主なバズリ要素はこんな感じです。
特にスマホの場合、わざわざURLをコピーしてTwitterに移動して…、とか、ブラウザのシェアボタンからTwitterを選んで…、といった手間を掛けてくれません。
なので、画面上のどこか、できれば「遊び終わった時点で目につくところ」に設置した方が良いです。
遊んでいる途中ではシェアする気になりませんが、遊び終わったらTwitterにシェアして、そのまま引き続きTwitterを楽しむ、という流れが自然ですよね。
ちなみに「たのしい運転免許試験」でも、鬼畜な内容の試験が終わったタイミングでシェアボタンを設置しています。
スムーズに「これクソゲー!」とシェアできるようにです笑
今回でいうと、OGP画像はChatGPTに寄せたものにして、OGPのdescriptionにはキャッチコピーを入れて「遊び済みの人が見ると[これはフリだ]と分かるテキスト」にします。
そして、シェアテキストには「宇宙の真実を知ることが出来ました🙏」にしておきます。
こうすることで、もうシェア内容全体がフリになります。
シェアする側としては、ツイートを書いている最中にいまから投稿しようとしているツイート全体を見て、いわば「ドッキリを仕掛ける側」のような心理状態になるかなと思います。
つまり、「くっくっくっ、これを見たお前も、俺と同じように[そういうことかw]と思えwwwよーし投稿だ!」という感じです。
最終的に、こんな感じのテキストでシェアされることを想定しています。
…ここにいい感じのOGP画像とdescriptionが付いていたら、なんかクリックして触ってみたくなると思いませんか?
ただし注意としては、シェアテキストのデフォルトに「ハロウィン」と入れてはいけない、ということです。
このサービスで遊ぶと、サービス内では最終的に「ハロウィン」としか言えなくなりますが、それを真面目に維持してシェア時にも「ハロウィン」とデフォルトで入れてしまうと、ただのネタバレになります。
ネタバレが完全にいけないことではないですが、一部ユーザがシェアテキストに追記する、くらいに留めた方がバランスが良いと思います。
全員が「ハロウィン」と書いていると、見た人は意味がわかりませんし、意味がわからないとスルーされてしまいます。
とにかく、数多のツイートの中から目に入った一瞬で「なんかアクセスしたら楽しめそう!」と思ってもらう必要があります。
とはいえ絶対にNGかというと実はそうでもなく、むしろ「ハロウィン」というワードからチェンソーマンファンがよりアクセスしてくれる可能性も考えられます。答えは無いですね…。
重要なのは、シェアテキストをどうするかはちゃんと時間を掛けて練った方が良いということだと思います。
上記以外にもその時その時で考えることはありますが、ここに書いたようなことは大体いつも検討する感じです。
(例えば、時期的なものとして「エイプリルフールにリリースをぶつけた方が良かったか?いや、企業も一気にネタに走るから埋もれるから危険か?GWはどうか?」とかも考えたりはします。)
以上です!
もしこの記事を参考にネタサービスを作ってみよう!という方がいたら、出来上がったらTwitterで教えていただけると喜んで見に行かせていただきます✨
https://twitter.com/hoku_unagi
(どこかのツイートに適当にリプするか、DMでぜひ教えてください!)
目次
1.はじめに #
私は普段ちょいちょいネタサービスを作ってはインターネッツに放流しています。直近で作ったネタサービスは↓これ。
【たのしい運転免許試験】
https://menkyo.uwith.net/
(2022/12/2に公開。クソアプリアドベントカレンダーで作ったやつ。)
このサービス、一瞬だけバズりました!笑
実は、上記サービスは一瞬のバズを狙った要素を色々入れ込んでいます。
ネタで一瞬バズらせるのであればいくつかポイントがあるかなと思っていまして、今回「一瞬バズりそうな気もしなくもなくないなぁ」というアイディアがあって、せっかくなのでそのアイディアを題材に、私が普段ネタサービスを開発する際の考え方を書きたいと思います。
※ちなみにですが、一瞬バズるだけのサービスは全くお金にはなりません!笑
※なので、一発当ててFIREするぞ!という方の参考にはならないと思います!
※「これやればバズるぞ!!」と自信満々に書くわけではなく、あくまで「こういうこと考えて作ってるよ。たまにちゃんとバズるよ。」という感じです。
2.どんなアイディア? #
・サービス名「UniverseGPT」・「宇宙の真実を知ることが出来るチャットサービス」というキャッチコピー。
・チャット画面のデザインはChatGPTと同じにする。
・AI側のチャットのアイコンは、脳をアイコン化したような画像にする。
・何を書いてもAI側は「ハロウィン!」としか返さない。
・こちらの書き込み内容が、始めは入力した通りに送信されるのに、そのうち語尾に勝手に「ハロ」とか付いて、最後は「ハロウィン」としか言えなくなる。
上記だけ見ても意味不明かもですが、具体的な説明を書いていきたいと思います。
3.バズり要素は? #
バズり要素としては以下となります。一瞬のバズ狙いを前提としたものですが、今回のサービス以外でも応用できる要素もあるかなと思います。
3−1.時流に乗る #
今回は「ChatGPT」と「チェンソーマン」と「イーロンマスクのTruthGPT」に全力で乗っかったサービスです!ChatGPTに乗る #
【発表から数ヶ月は乗れるネタ】まず、今だったらAI関係のサービスを出したら結構な確率で注目してもらえます。
特に、AI関係はガチのサービスをみんな出していますが、ネタ系のサービスはまだ少ないです。
(※ちゃんとAIを使うとお金がかかるので、ネタサービスを作りづらい。)
今回のサービスは実際にAIを使うわけではなく適当にそれっぽい会話をするロジックを書けばいいので、お金が掛けずに「AIの時流に乗る」ことが出来て最高な感じがします笑
あと、ポイントとしては「クオリティが高そう」かどうかも重要で、ChatGPTのUIを完コピした方が良いと思います。(AIが考え中に表示される、キャレットの点滅も含めて!)
元ネタがある(今回の場合はChatGPTが元ネタ)場合は、UIがネタ元の完コピなだけで「内容の割にクオリティが無駄に高くてギャップが面白い=人に教えてあげたい!」が発生するからです。
ここが微妙だと、バズる確率は下がると思います。
「ギャップによる面白い要素」がなくなるので、単純にシェアする動機が1つ減るからです。
基本的に、シェアしたくなる動機は1つでも多い方が良いです!
今回は、ロジックでクオリティ勝負できないので、見た目を完全にChatGPTと合わせることで、「クオリティが高い」を獲得します。(そして、それによる「面白い」を発生させて、シェアしてもらうことを狙います。)
チェンソーマンに乗る #
【作品が注目されている間はずっと乗れるネタ】そして次にチェンソーマン。
直近ではトップクラスに注目されている漫画なので、読者がかなり多いです。
何かに乗っかる場合、そのネタに注目している人が多いと単純にバズりやすいです。ChatGPTに乗っかるのも同じ理由ですね。
※今回は詳しく書きませんが、逆にあえて誰も分からないようなニッチなネタで勝負するというやり口もあります。例えば、今から「らんま1/2」に乗っかろうとしても、若い人は分からないだろうし結構厳しそうですよね。コアファンがシェアしてくれる可能性はもちろん出ますが。
(いや、個人的にはらんま1/2超好きなんですけどね。爆砕点穴とかね。猛虎高飛車とかね。魔犬慟哭破とかね。)
チェンソーマン以外でいうと、今なら「SPY×FAMILY」とか。
あと、「鬼滅の刃」とか「推しの子」とかはアニメが始まったので、熱量が高い状態なのでいいかも。
ちなみに、「宇宙の真実を知る」というキャッチコピーや「ハロウィン」の部分はチェンソーマンを読んでいないと全く分からないネタです。
この点が今回のサービスにおける一番の懸念ポイントです。最初にチェンソーマン読者がシェアしてくれないとバズが起きない気がします。
(※ネタバレになるので詳細は割愛します。読んだことが無い方はぜひ読んでみてください。めちゃくちゃ面白いです。)
ちなみに、冒頭で書いた「たのしい運転免許試験」は全く時流に乗っていません。
時流に乗るのは必須ではなく、あくまでそういう作戦もあるよ。という感じです。
イーロンマスクのTruthGPTに乗る #
【ニュースから48時間以内だったら乗れるネタ】この件です。
イーロン・マスクが新しいチャットAI「TruthGPT」の開発を発表、「宇宙の本質を解き明かすこと」が目標
https://gigazine.net/news/20230418-elon-musk-truthgpt/
前述の2つのネタと違い、こういう一瞬のインパクトのあるニュースに乗る場合は、48時間以内(早ければ早いほど良い)くらいに乗らないと新鮮味が無くなってきます。
3−2.ツッコミどころを散りばめる #
何かツッコミどころがあると、人に言いたくなる(シェアしたくなる)気持ちが生まれますよね?それを狙います。サービス名 #
まずはサービス名ですが、「UniverseGPT」です。これは字面は「ChatGPT」に、Universe部分は宇宙の真実を探求するという「イーロンマスクのTruthGPT」に掛けています。
『大層な名前のサービスが出てきたけど、触ってみたらしょーもねーwww』
みたいなツッコミを狙っている感じです。
これ単体ではシェアしたくならないのですが、とにかくツッコミどころを散りばめます!
色々散りばめておくと、「小笑いが積もり積もって、なんか面白いサービスに感じる」ためです。
ちなみに一旦UniverseGPTにしましたが、これはもっと良い名前があるかもしれません。
サービス名は重要なので、よく練った方が良いです。
キャッチコピー #
次に、キャッチコピー。世の中的に「AIマジすごい!!!!」がありますが、「宇宙の真実を知ることが出来る」という言葉は『流石に嘘だろ?』的な「触ってみてツッコミを入れたくなる衝動」を突いて、まずはとにかく実際に触ってもらいます。
で、実際に使ってみたら、なんてことはないチェンソーマンネタで「おいおいw」「そういう意味かよw」「確かに宇宙の真実をしってしまったわ笑」というツッコミを誘います。
ちなみに「たのしい運転免許試験」でいうと、タイトルに「たのしい」が入っていますが、中身の試験が鬼畜なのでそのギャップがツッコミどころになっています。
デザイン #
ChatGPTと全く同じにすると、それだけでツッコミどころになります。「ちょwww無駄にクオリティ高いw」というツッコミです。
ちなみに、画面だけではなくてOGP画像がfaviconとかもChatGPTに寄せてデザインします。
(クオリティが高く感じる=デザインをいい感じにする、では無いのですが、今回のサービスではデザインを似せるくらいしか手が浮かばないため)
チャットのアイコン #
ChatGPTのアイコンに似せるのがポイントです。その上で脳のアイコンにします。
(※ネタバレなので詳細は割愛しますが、チェンソーマンのネタから来ています。)
こういうさりげないネタを入れておくと、「あれ?よく見るとw」が生まれます。
そして、「これまだ誰も気づいて無いのでは?シェアしよww」になります。つまり自己顕示欲をくすぐる感じです。
ネタ元の世界を再現 #
「語尾に「ハロ」が付く。」「最終的に「ハロウィン」しか言えなくなる。」
は、チェンソーマンの世界から取ってきた振る舞いです。
こうすることで、サービス利用者を「ネタ元の住人になりきる体験」をさせることができます。
好きな作品の住人になる体験は「面白い」の要素になるのと、とはいえその体験自体がトンデモな内容なので「くそっ!ワイもハロウィンしか言えなくなったwww」的なツッコミどころになります。
(※ネタバレなので詳細は割愛。面白いからチェンソーマン読んでくれぇぇぇーーー!!!!)
有名人(とか団体)がやろうとしていることを先にやっちゃう #
イーロンさんが「宇宙の本質を解き明かす」と発表した直後に、よく知らん個人開発者が大言壮語を伴って「もう作ったよ」と言う行為は、もうそれ自体が『ネタサービスである暗黙的な宣言』となっていて、つい覗いてみたくなっちゃうことを狙います。あとは、この手のかぶせ方で本当に使えるものをリリースする場合は、有名人(とか団体)側を「ギャフンと言わせたい」というような僅かな無意識からついシェアさせたくする、というのもあると思っています。
具体的には「さとるさん」とかがすごくうまいなぁと思っていまして、ちょっと古いネタですけど以下とかはまさにそれです。
犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/12/news036.html
(※ご本人が狙ってやっているかどうかは不明ですが、私は勝手に上手だなぁと思っています笑)
今回のサービスの主なバズリ要素はこんな感じです。
4.その他のバズリ施策 #
上記のバズリ要素を入れたら、あとは「シェアのしやすさ」と「シェアされた内容を見た人が、実際にアクセスしたいと思うかどうか」も練った方が良いです。4−1.シェアのしやすさ #
単純ですが、シェアボタンをどこかに設置した方が良いです。特にスマホの場合、わざわざURLをコピーしてTwitterに移動して…、とか、ブラウザのシェアボタンからTwitterを選んで…、といった手間を掛けてくれません。
なので、画面上のどこか、できれば「遊び終わった時点で目につくところ」に設置した方が良いです。
遊んでいる途中ではシェアする気になりませんが、遊び終わったらTwitterにシェアして、そのまま引き続きTwitterを楽しむ、という流れが自然ですよね。
ちなみに「たのしい運転免許試験」でも、鬼畜な内容の試験が終わったタイミングでシェアボタンを設置しています。
スムーズに「これクソゲー!」とシェアできるようにです笑
4−2.シェアされた内容を見た人がアクセスしたいと思うかどうか #
これは非常に重要かなと思っていて、実は1つ前の「シェアのしやすさ」にも絡んでいます。シェアする側 #
何かというと、まずシェアする人は「これ面白かったからシェアしたろw」と思っているので、シェアの操作時にその熱量が下がらないOGP画像とシェアテキストにする必要があります。今回でいうと、OGP画像はChatGPTに寄せたものにして、OGPのdescriptionにはキャッチコピーを入れて「遊び済みの人が見ると[これはフリだ]と分かるテキスト」にします。
そして、シェアテキストには「宇宙の真実を知ることが出来ました🙏」にしておきます。
こうすることで、もうシェア内容全体がフリになります。
シェアする側としては、ツイートを書いている最中にいまから投稿しようとしているツイート全体を見て、いわば「ドッキリを仕掛ける側」のような心理状態になるかなと思います。
つまり、「くっくっくっ、これを見たお前も、俺と同じように[そういうことかw]と思えwwwよーし投稿だ!」という感じです。
シェアされた投稿を見る側 #
また、「宇宙の真実を知ることが出来ました🙏」というめちゃくちゃなシェアテキストをデフォルトで入れておくと、恐らくそれに加えて遊んだ人が「確かに宇宙の真実を知れたわww」とか「ハ、ハロウィン…」とか書いた上でシェアしてくれるので、それも見た人が興味をそそられる要素になります。最終的に、こんな感じのテキストでシェアされることを想定しています。
宇宙の真実を知ることが出来ました🙏
そういうことか!
確かに真実を知れたわwww
【UniverseGPT】
(ここにサービスのURL)
…ここにいい感じのOGP画像とdescriptionが付いていたら、なんかクリックして触ってみたくなると思いませんか?
ただし注意としては、シェアテキストのデフォルトに「ハロウィン」と入れてはいけない、ということです。
このサービスで遊ぶと、サービス内では最終的に「ハロウィン」としか言えなくなりますが、それを真面目に維持してシェア時にも「ハロウィン」とデフォルトで入れてしまうと、ただのネタバレになります。
ネタバレが完全にいけないことではないですが、一部ユーザがシェアテキストに追記する、くらいに留めた方がバランスが良いと思います。
全員が「ハロウィン」と書いていると、見た人は意味がわかりませんし、意味がわからないとスルーされてしまいます。
とにかく、数多のツイートの中から目に入った一瞬で「なんかアクセスしたら楽しめそう!」と思ってもらう必要があります。
とはいえ絶対にNGかというと実はそうでもなく、むしろ「ハロウィン」というワードからチェンソーマンファンがよりアクセスしてくれる可能性も考えられます。答えは無いですね…。
重要なのは、シェアテキストをどうするかはちゃんと時間を掛けて練った方が良いということだと思います。
5.さいごに #
私の場合は、普段こんな感じのことを考えながらネタサービスを作っています。上記以外にもその時その時で考えることはありますが、ここに書いたようなことは大体いつも検討する感じです。
(例えば、時期的なものとして「エイプリルフールにリリースをぶつけた方が良かったか?いや、企業も一気にネタに走るから埋もれるから危険か?GWはどうか?」とかも考えたりはします。)
以上です!
もしこの記事を参考にネタサービスを作ってみよう!という方がいたら、出来上がったらTwitterで教えていただけると喜んで見に行かせていただきます✨
https://twitter.com/hoku_unagi
(どこかのツイートに適当にリプするか、DMでぜひ教えてください!)
シンプルブログの運営者です。
色々作ってます。タイッツーも運営しています。
https://taittsuu.com/
よろしくお願いします〜🙇✨
色々作ってます。タイッツーも運営しています。
https://taittsuu.com/
よろしくお願いします〜🙇✨
最近の記事
タグ