20230721読了 廃遊園地の殺人
公開 2023/07/21 17:09
最終更新
2023/07/21 19:58
ネタバレ注意

表紙を開いたら本物の遊園地で配られそうな園内マップが出てきて驚いた。

しっかり料金表も。この料金表も謎に絡んでくるのかと思いきやそうではなく、ただの作り込み。

20年前のプレオープン日、イリュジオンランドという名の遊園地にて、銃乱射事件が勃発。直後に十嶋庵(としまいおり)という名の富豪がイリュジオンランドの土地を買収。そのまま廃墟となった。
20年経過した現在、十嶋が限定的に廃遊園地を解放。選ばれたメンバーは廃墟ブログを運営する廃墟マニア、廃墟を舞台とした小説を書く作家、廃墟になる前の遊園地で働いていた人たちなど10名。十嶋の代理である佐義雨緋彩(さぎさめひいろ)を足せば11名。
序盤でメンバーがそれぞれ自己紹介するのだが、この時点ではこれといった肩書のない常祭凛奈が怪しいと思っていた(まだ殺人が起こってない段階で…)。
十嶋は代理人の佐義雨緋彩を介して10名のメンバーに告げる。「このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」。
かくして選ばれし10名はイリュジオンランドで宝探しをすることになる。
廃遊園地には電波が届いていないので誰とも連絡が取れず、人里もない。実質クローズドサークル。
探索のためにみんなが散り、再び集まった後、メンバーの寝泊りするコテージにて「イリュジオンランド銃乱射事件の真犯人は、この中にいる」と書かれた張り紙を見つける。宝の謎に次いで、この張り紙を用意したのは誰だ、と2番目の謎。
第1章は長いわりに誰も死ななくてちょっとじれったく感じた。第2章から殺人事件が勃発。ここで常祭凛奈が警察ということを知らされる。人狼的に考えると最初の殺人では十嶋の代理人が犠牲になると思ってたんだけど、違った。
第3章で2度目、3度目の殺人。もっとガンガン人が死んでいくかと思っていたけど、そうでもない。作中で「なんで遊園地を舞台にしたミステリ小説が無いのか分かった。移動が大変だからだ」とメタっぽいセリフを言っていたキャラがいたけど、本当にその通りかもしれない。
読み終わって思ったことは、眞上、コンビニ店員なので…と言いつつ色々推理していくのすごすぎないか?ということ。普通のコンビニ店員はここまで色々な推理展開しねーぞ!
読み進めるうちに、実は…が重なっていく。この人がハルノであの人はハルノで…ん???となり、最終的に誰が誰なのか分からなくなった。すんなり読み進められる推理小説ではなかった。
とあるキャラが廃墟なんだから何壊してもいい精神で動いている場面があり、いただけないなあと思いながら読んでいた。そしたらズバリそのキャラが土地の所有者だということが判明。自分ちだから何してもかまわない精神の方が正しい言い方だった。
あと、眞上のチーズ問題について。「食べればよくない?」という突っ込みに対し言葉を濁したりだとか(のちに眞上は味覚障害ということが判明する)、細かな伏線回収が上手かった。

表紙を開いたら本物の遊園地で配られそうな園内マップが出てきて驚いた。

しっかり料金表も。この料金表も謎に絡んでくるのかと思いきやそうではなく、ただの作り込み。

20年前のプレオープン日、イリュジオンランドという名の遊園地にて、銃乱射事件が勃発。直後に十嶋庵(としまいおり)という名の富豪がイリュジオンランドの土地を買収。そのまま廃墟となった。
20年経過した現在、十嶋が限定的に廃遊園地を解放。選ばれたメンバーは廃墟ブログを運営する廃墟マニア、廃墟を舞台とした小説を書く作家、廃墟になる前の遊園地で働いていた人たちなど10名。十嶋の代理である佐義雨緋彩(さぎさめひいろ)を足せば11名。
序盤でメンバーがそれぞれ自己紹介するのだが、この時点ではこれといった肩書のない常祭凛奈が怪しいと思っていた(まだ殺人が起こってない段階で…)。
十嶋は代理人の佐義雨緋彩を介して10名のメンバーに告げる。「このイリュジオンランドは、宝を見つけたものに譲る」。
かくして選ばれし10名はイリュジオンランドで宝探しをすることになる。
廃遊園地には電波が届いていないので誰とも連絡が取れず、人里もない。実質クローズドサークル。
探索のためにみんなが散り、再び集まった後、メンバーの寝泊りするコテージにて「イリュジオンランド銃乱射事件の真犯人は、この中にいる」と書かれた張り紙を見つける。宝の謎に次いで、この張り紙を用意したのは誰だ、と2番目の謎。
第1章は長いわりに誰も死ななくてちょっとじれったく感じた。第2章から殺人事件が勃発。ここで常祭凛奈が警察ということを知らされる。人狼的に考えると最初の殺人では十嶋の代理人が犠牲になると思ってたんだけど、違った。
第3章で2度目、3度目の殺人。もっとガンガン人が死んでいくかと思っていたけど、そうでもない。作中で「なんで遊園地を舞台にしたミステリ小説が無いのか分かった。移動が大変だからだ」とメタっぽいセリフを言っていたキャラがいたけど、本当にその通りかもしれない。
読み終わって思ったことは、眞上、コンビニ店員なので…と言いつつ色々推理していくのすごすぎないか?ということ。普通のコンビニ店員はここまで色々な推理展開しねーぞ!
読み進めるうちに、実は…が重なっていく。この人がハルノであの人はハルノで…ん???となり、最終的に誰が誰なのか分からなくなった。すんなり読み進められる推理小説ではなかった。
とあるキャラが廃墟なんだから何壊してもいい精神で動いている場面があり、いただけないなあと思いながら読んでいた。そしたらズバリそのキャラが土地の所有者だということが判明。自分ちだから何してもかまわない精神の方が正しい言い方だった。
あと、眞上のチーズ問題について。「食べればよくない?」という突っ込みに対し言葉を濁したりだとか(のちに眞上は味覚障害ということが判明する)、細かな伏線回収が上手かった。
