フランス人の本を読んだ
公開 2026/07/16 08:48
最終更新
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一昨日、我が前頭前野は「歌を作る気分など、一ミクロンも沸き起こらぬ」という、完全なる非活動バッファ(充電モード)に突入していた。
ゆえに私は、卓袱台の前にのんきに腰掛け、先日購入したばかりのあの聖なるふらんすの本を心ゆくまで読み耽るという、極めてお上品な午後を演出することにした。
……と言っても、その読書に費やした時間は、時間軸に換算してたったの「四十五分」である(爆笑)!
(諸君、「おい待て、あの数日前に読みかけであったはずの野上弥生子(ノエチ)はどうした!」という冷徹なツッコミは却下である。本棚の奥で静かに lape しておるのだ)
何故これほどマッハ三百の速度で読了してしまったのかと言えば、あの『フランス人は年をとるほど美しい』という書物、驚くべきことに極めて「薄かった」のだ。
見よ。文庫本一冊が平然と千円の大台を突破(カツアゲ)してくるこの令和の暗黒時代において、その本はなんと六百円台という破格。
「おい、持った瞬間にその薄さに気づけよ」とセルフ突撃したくなるが、中を開けば小説の緻密なるトポロジーとは異なり、実に広大な「余白」が砂漠の如く広がっておる。私はこれを「本を読まぬ現代人の脳髄に向けた、お気楽仕様の入門書」と勝手に認定(プロファイリング)した。
内容もまた、著者の極めて個人的な体験談に終始しており、学術的な深みという点では薄いと言わざるを得ない。
あ、誤解せぬよう言っておくが、これは悪口ではない。私は「そういうお上品でライトな代物」と完全に承知の上で、あのマルシェの地場産コーナーで味来(トウモロコシ)を選ぶが如く、直感で買ってきたのだ。目的はただ一つ、現代ふらんす人の「個人主義の空気感」を脳内へインストールすること。ゆえに、四十五分でその思想の端っこを十分に楽しむことができた。読んだ本はすぐに黄色い看板の古本神殿(ブックオフ)へ放流(処分)する主義の私であるが、これに関しては、しばらくの間は我が領土(本棚)に鎮座させておくこととする。
ふらんすのミニマリズムといえば、あの高名な「ドミニック・ローホー氏」の著作群も思い浮かぶ。しかし、あの方の説く聖域は、私のようなズボラ人間にとっては少々ハードルが高すぎる。
あれはもはやフランスの思想というより、ほぼ「仏教(個人の勝手な脳内イメージである)」の極限修行。私はうっとりとお上品な風を浴びる前に、「ひええ、そんなストイックな禅生活は無理でござる!」とドン引きせざるを得ないのだ(と言いつつ、おもむろに図書館の電脳予約システムへ指先をパシッと突撃させたのは言うまでもない👆)。
ゆえに、今回の四十五分本は、私の脳にとって「ちょうどよい兵糧」であった。
なかでも最も私の前頭前野を刺激したのは、著者が日本の行く先々で「まあ、お綺麗ですね!」と、外見をめっちゃ褒めちぎられたというエピソードだ。
おそらく一般的な日本人は、本気で「素敵だな」と思ったからこそ、その好意を言葉という名のグリーンルイボスにして贈ったに過ぎず、相手がそれで不快なバグを起こすとは一ミリも思っていない。
しかし、個人主義の国から来た著者は、それを言われるたびに、
「何だ、この異邦人どもは。私には外見(ハリボテ)しか褒めるべき内面がないとでも言うのか」
と、妙な淋しさを感じたのだという。
ふらんすの住人どもは、個人主義と言えども「他人にどう見られるか」は鏡(ミラー)のように美しく整える。しかし、互いの領域には一歩も干渉せず、決して比べない。
そして国全体が「本は心のパン(不可欠な主食)である」として、街の個人書店を守る法律を敷くほどに本を神聖視し、「己の頭で思考し、独自の哲学を持つこと」を最上の価値とする。
生まれ持った(あるいは多少の努力で手に入れた)外見よりも、「いかにして内面を豊かに肥やし、自分の色(linja)を持って生きているか」こそが、その人間の本物の魅力となるのだ。
内面の豊かさというものは、自分とは異なる無数の「他者の脳内(考え方)」に触れることでしか育たない。
本を読む目的とは、何も知識をパンパンに爆買い(備蓄)することではない。
たった一つの単語(例えば、jaki や sama )、あるいは一行の言葉、ただ漠然と受け取った「なんかいいな」という印象。それだけで、明日(トゥモロー)の自分がほんの少し前向きになれる。自分の未来というキャンバスに、 loje や jelo の絵の具で小さな色をつけるために、私は本をめくるのだ。
私はふらんす(ひらがな仕様)を生きる女。
SNSのタイムラインで誰かが大騒ぎしているトレンドや、書店の平積みにされた「世間の平均点の理想」から面白そうなものを探すような退屈な生き方は、もう疾うの昔に卒業(却下)した。
(そこにある偶然の出会いまで頑なに拒むほど、偏屈な人間ではないけれど)
ただ、己の魂(pilin)が「あっちへ行ってみたい」と指し示した方向へ、まっすぐにこの手を伸ばしてゆく。
ゆえに私は、卓袱台の前にのんきに腰掛け、先日購入したばかりのあの聖なるふらんすの本を心ゆくまで読み耽るという、極めてお上品な午後を演出することにした。
……と言っても、その読書に費やした時間は、時間軸に換算してたったの「四十五分」である(爆笑)!
(諸君、「おい待て、あの数日前に読みかけであったはずの野上弥生子(ノエチ)はどうした!」という冷徹なツッコミは却下である。本棚の奥で静かに lape しておるのだ)
何故これほどマッハ三百の速度で読了してしまったのかと言えば、あの『フランス人は年をとるほど美しい』という書物、驚くべきことに極めて「薄かった」のだ。
見よ。文庫本一冊が平然と千円の大台を突破(カツアゲ)してくるこの令和の暗黒時代において、その本はなんと六百円台という破格。
「おい、持った瞬間にその薄さに気づけよ」とセルフ突撃したくなるが、中を開けば小説の緻密なるトポロジーとは異なり、実に広大な「余白」が砂漠の如く広がっておる。私はこれを「本を読まぬ現代人の脳髄に向けた、お気楽仕様の入門書」と勝手に認定(プロファイリング)した。
内容もまた、著者の極めて個人的な体験談に終始しており、学術的な深みという点では薄いと言わざるを得ない。
あ、誤解せぬよう言っておくが、これは悪口ではない。私は「そういうお上品でライトな代物」と完全に承知の上で、あのマルシェの地場産コーナーで味来(トウモロコシ)を選ぶが如く、直感で買ってきたのだ。目的はただ一つ、現代ふらんす人の「個人主義の空気感」を脳内へインストールすること。ゆえに、四十五分でその思想の端っこを十分に楽しむことができた。読んだ本はすぐに黄色い看板の古本神殿(ブックオフ)へ放流(処分)する主義の私であるが、これに関しては、しばらくの間は我が領土(本棚)に鎮座させておくこととする。
ふらんすのミニマリズムといえば、あの高名な「ドミニック・ローホー氏」の著作群も思い浮かぶ。しかし、あの方の説く聖域は、私のようなズボラ人間にとっては少々ハードルが高すぎる。
あれはもはやフランスの思想というより、ほぼ「仏教(個人の勝手な脳内イメージである)」の極限修行。私はうっとりとお上品な風を浴びる前に、「ひええ、そんなストイックな禅生活は無理でござる!」とドン引きせざるを得ないのだ(と言いつつ、おもむろに図書館の電脳予約システムへ指先をパシッと突撃させたのは言うまでもない👆)。
ゆえに、今回の四十五分本は、私の脳にとって「ちょうどよい兵糧」であった。
なかでも最も私の前頭前野を刺激したのは、著者が日本の行く先々で「まあ、お綺麗ですね!」と、外見をめっちゃ褒めちぎられたというエピソードだ。
おそらく一般的な日本人は、本気で「素敵だな」と思ったからこそ、その好意を言葉という名のグリーンルイボスにして贈ったに過ぎず、相手がそれで不快なバグを起こすとは一ミリも思っていない。
しかし、個人主義の国から来た著者は、それを言われるたびに、
「何だ、この異邦人どもは。私には外見(ハリボテ)しか褒めるべき内面がないとでも言うのか」
と、妙な淋しさを感じたのだという。
ふらんすの住人どもは、個人主義と言えども「他人にどう見られるか」は鏡(ミラー)のように美しく整える。しかし、互いの領域には一歩も干渉せず、決して比べない。
そして国全体が「本は心のパン(不可欠な主食)である」として、街の個人書店を守る法律を敷くほどに本を神聖視し、「己の頭で思考し、独自の哲学を持つこと」を最上の価値とする。
生まれ持った(あるいは多少の努力で手に入れた)外見よりも、「いかにして内面を豊かに肥やし、自分の色(linja)を持って生きているか」こそが、その人間の本物の魅力となるのだ。
内面の豊かさというものは、自分とは異なる無数の「他者の脳内(考え方)」に触れることでしか育たない。
本を読む目的とは、何も知識をパンパンに爆買い(備蓄)することではない。
たった一つの単語(例えば、jaki や sama )、あるいは一行の言葉、ただ漠然と受け取った「なんかいいな」という印象。それだけで、明日(トゥモロー)の自分がほんの少し前向きになれる。自分の未来というキャンバスに、 loje や jelo の絵の具で小さな色をつけるために、私は本をめくるのだ。
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🎧Sunoプレイリスト ベスト1️⃣
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🎧ベスト2️⃣
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