呉竹/くれ竹の筆ペン比較
公開 2024/12/22 21:35
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保有する筆ペンの種類がだいぶ増えてまいりました。
最近購入した呉竹の面相筆シリーズを今まで購入していたものと比べてみたりしたのですがかなり差があったので備忘録も兼ねてまとめてみます。

「呉竹 東山工業 面相筆ペン 超極細」
ブラック、シャンパンゴールド、純白を購入。
いずれも商品説明としては細い線が安定して描け、イラストにも最適。髪の毛のツヤベタや、細い部分のベタ塗りにとあるのですが、はっきり言ってかなり太字といいますが、細いのは穂の経であって穂の先端じゃないと思うのがよいかと思います。
もともとは人形の目などを書き込むための面相筆をモデルに作っているらしいので、あえて先端がツンと尖らず平らなのかも?
呉竹(くれ竹)の他の筆ペンと比べても穂先が尖っておらず、毛筆感は殆どありません。
書き始めから止め・払いまで、線に強弱がつかないことがわかります。
公式ではカリグラフィーにも向いていると推されていますが、同業他社の筆ペンと比べても、ダイソーなどの筆ペンとも、戦える穂先をしていません。
「毛筆感」を求める「筆記」を目的にする場合は候補から外してよいかと思われます。
勿論全く書けないわけではなく、ペンをまっすぐ立てて握り、可能な限り力を抜いて、インクもしっかり出ている状態で慎重に筆を運べば毛筆っぽい筆跡にできます。
それでも線の強弱が非常に出にくいため、かなりの上級者向けかなと思いました。
逆に、あえて太目に書こうとすると、それはそれで(穂先の長さが面相筆の割りに短いためか)インクの含有量が足りないのか綺麗には線が出ず、必ずかすれます。
かすれた大きな文字を書きたい場合や、線の強弱をつけたくない表現のときはアリ。
インクはくっきりした黒、オレンジをベースに白金ラメ、真っ白という悪くないものなので、穂先自体をつかわず、パレットにとって別の筆で使うのもありかと思います。

純白
特に純白は(個体差かと思いますが)使いにくいです。
一般的な白インクと同様に乾きが非常に早いためか、このように穂先がバラバラです。

何度か熱湯で穂先をならしましたが変わらずでした。(※公式でも書かれている手入れ方法)
そのため、筆跡もこのように余計なカスレが必ず出てきれいに書けません。
ポリエステルの穂先は固く、しなりが少ないため筆記中に1本2本が束から外れて非常に扱いづらいです。
うーむ、個体差……なのだろうか……
黒と金はここまで酷くありませんが、他の同社商品と比べるとやはり穂先のばらつきが大きいですね。
全部がそうなので、何か理由があってあえてそういう作りの可能性もあります。
要研究!

中字の金筆と穂先を比べるとかなり作りが違うのがわかります。
インクは面相筆ペンのほうがオレンジが強く、小ぶり金筆のほうが透明度の高い薄い黄色。
ラメは面相筆ペンが白金に近い白っぽいもので、小ぶり金筆はくっきりした金です。

白地の紙に書くと面相筆のシャンパンゴールドはなかなかいい色味をしています
濃いめの金色って感じでかなり好きな色!
黒の紙にかくとオレンジの発色がなくなるため、ラメの白金がメインの発色になりました。
黒い紙では白っぽい金になると思えばわかりやすいですね

くれ竹の筆ペンと言えば、やはり完美王シリーズ!
一般的な筆ペンと一線を画す穂先の柔らかさは、最初こそ驚くほどで使いづらく感じますが、本来の毛筆に慣れている方であればこいつが一番使いやすいと思う方もいるのではないでしょうか。

穂先のピロンと1本出ている長い部分がポイントで、これがまさに毛筆!というあの筆跡を出します。

愛ライナーはぺんてるの極細を超える細さとしなやかかつ硬い&短い穂先が特徴で、まさに化粧品のアイライナーでしかない逸品中の逸品です。
むしろアイライナーにインクを入れたのでは……と思ってしまうくらい、アイライナーです。

いずれもインク調節が自動で行われるタイプなのですが、完美王は気圧の変化を受けやすく、インクがドバ出することがあるのが良かったり悪かったりのお茶目さがあります。
ドバ出してるほうがきれいに書けることがあるので悪いことではないのですが、意図せずドバる時は困りますね。
特に薄墨はとんでもなく滲む上にもともと裏抜けするインクなので、そこだけちょっと惜しいやつです。

愛ライナーはこうしたドバがないので、漫画を書くときの丸ペン的な極細の線を書けます。
繰り返しますが、まじでアイライナーでしかない。
こやつでメイクしてもバレないと思う。
ただ、見た目もアイライナーなのでかなり小さく、手が小さい人は持ちにくいかもしれません
普通の筆ペンの3分の2くらいしかない……。
ちなみに株式会社呉竹はガチの化粧品も作っています。
(くれ竹 お化粧筆ペン)
「くれたけ」と呼ばれるメーカーは、商品によって「呉竹」となっている場合と「くれ竹」となっている場合がありますが、いずれも「株式会社呉竹」の商品。
ざっくり言うとだいぶ初期の頃からあるような息の長い定番商品は漢字の呉竹。
ここ最近出ている新しいめの商品はくれ竹、というくらいの差です。
また、同じ「くれたけ」商品でも、商品の製造を請け負っている企業がそれぞれ異なっています。
同じメーカーなのに製品ごとに好みのものと苦手なものが大きく分かれる品質なのは、この請け負っている製作側(外注もあれば自社100出資子会社もある)の差なのだと思います。
完美王作ってるところはすげえよ……あんな書き味の筆ペンは他にない……
逆に製造が同一であるぺんてるの製品は品質が均一的で高いクオリティの商品が多いというイメージ。
(ケミカル株式会社、 グローバル工業株式会社)
どっちがいいとかはなく、色んなタイプの中から好みの穂先を探すのが楽しいのが呉竹(くれ竹)かなという印象です。
ぺんてるは何を使っても「ぺんてるだ!」って書き味ですからね
そんなわけで本日はここまで。
完美王シリーズのカラー筆ペンもほしいですねー!
最近購入した呉竹の面相筆シリーズを今まで購入していたものと比べてみたりしたのですがかなり差があったので備忘録も兼ねてまとめてみます。
面相筆タイプの筆ペン #

「呉竹 東山工業 面相筆ペン 超極細」
ブラック、シャンパンゴールド、純白を購入。
いずれも商品説明としては細い線が安定して描け、イラストにも最適。髪の毛のツヤベタや、細い部分のベタ塗りにとあるのですが、はっきり言ってかなり太字といいますが、細いのは穂の経であって穂の先端じゃないと思うのがよいかと思います。
もともとは人形の目などを書き込むための面相筆をモデルに作っているらしいので、あえて先端がツンと尖らず平らなのかも?
呉竹(くれ竹)の他の筆ペンと比べても穂先が尖っておらず、毛筆感は殆どありません。
書き始めから止め・払いまで、線に強弱がつかないことがわかります。
公式ではカリグラフィーにも向いていると推されていますが、同業他社の筆ペンと比べても、ダイソーなどの筆ペンとも、戦える穂先をしていません。
「毛筆感」を求める「筆記」を目的にする場合は候補から外してよいかと思われます。
勿論全く書けないわけではなく、ペンをまっすぐ立てて握り、可能な限り力を抜いて、インクもしっかり出ている状態で慎重に筆を運べば毛筆っぽい筆跡にできます。
それでも線の強弱が非常に出にくいため、かなりの上級者向けかなと思いました。
逆に、あえて太目に書こうとすると、それはそれで(穂先の長さが面相筆の割りに短いためか)インクの含有量が足りないのか綺麗には線が出ず、必ずかすれます。
かすれた大きな文字を書きたい場合や、線の強弱をつけたくない表現のときはアリ。
インクはくっきりした黒、オレンジをベースに白金ラメ、真っ白という悪くないものなので、穂先自体をつかわず、パレットにとって別の筆で使うのもありかと思います。

純白
特に純白は(個体差かと思いますが)使いにくいです。
一般的な白インクと同様に乾きが非常に早いためか、このように穂先がバラバラです。

何度か熱湯で穂先をならしましたが変わらずでした。(※公式でも書かれている手入れ方法)
そのため、筆跡もこのように余計なカスレが必ず出てきれいに書けません。
ポリエステルの穂先は固く、しなりが少ないため筆記中に1本2本が束から外れて非常に扱いづらいです。
うーむ、個体差……なのだろうか……
黒と金はここまで酷くありませんが、他の同社商品と比べるとやはり穂先のばらつきが大きいですね。
全部がそうなので、何か理由があってあえてそういう作りの可能性もあります。
要研究!
金色筆の比較 #

中字の金筆と穂先を比べるとかなり作りが違うのがわかります。
インクは面相筆ペンのほうがオレンジが強く、小ぶり金筆のほうが透明度の高い薄い黄色。
ラメは面相筆ペンが白金に近い白っぽいもので、小ぶり金筆はくっきりした金です。

白地の紙に書くと面相筆のシャンパンゴールドはなかなかいい色味をしています
濃いめの金色って感じでかなり好きな色!
黒の紙にかくとオレンジの発色がなくなるため、ラメの白金がメインの発色になりました。
黒い紙では白っぽい金になると思えばわかりやすいですね
個人的マイ・ベストは完美王と愛ライナー #

くれ竹の筆ペンと言えば、やはり完美王シリーズ!
一般的な筆ペンと一線を画す穂先の柔らかさは、最初こそ驚くほどで使いづらく感じますが、本来の毛筆に慣れている方であればこいつが一番使いやすいと思う方もいるのではないでしょうか。

穂先のピロンと1本出ている長い部分がポイントで、これがまさに毛筆!というあの筆跡を出します。

愛ライナーはぺんてるの極細を超える細さとしなやかかつ硬い&短い穂先が特徴で、まさに化粧品のアイライナーでしかない逸品中の逸品です。
むしろアイライナーにインクを入れたのでは……と思ってしまうくらい、アイライナーです。

いずれもインク調節が自動で行われるタイプなのですが、完美王は気圧の変化を受けやすく、インクがドバ出することがあるのが良かったり悪かったりのお茶目さがあります。
ドバ出してるほうがきれいに書けることがあるので悪いことではないのですが、意図せずドバる時は困りますね。
特に薄墨はとんでもなく滲む上にもともと裏抜けするインクなので、そこだけちょっと惜しいやつです。

愛ライナーはこうしたドバがないので、漫画を書くときの丸ペン的な極細の線を書けます。
繰り返しますが、まじでアイライナーでしかない。
こやつでメイクしてもバレないと思う。
ただ、見た目もアイライナーなのでかなり小さく、手が小さい人は持ちにくいかもしれません
普通の筆ペンの3分の2くらいしかない……。
ちなみに株式会社呉竹はガチの化粧品も作っています。
(くれ竹 お化粧筆ペン)
呉竹とくれ竹 #
「くれたけ」と呼ばれるメーカーは、商品によって「呉竹」となっている場合と「くれ竹」となっている場合がありますが、いずれも「株式会社呉竹」の商品。
ざっくり言うとだいぶ初期の頃からあるような息の長い定番商品は漢字の呉竹。
ここ最近出ている新しいめの商品はくれ竹、というくらいの差です。
また、同じ「くれたけ」商品でも、商品の製造を請け負っている企業がそれぞれ異なっています。
同じメーカーなのに製品ごとに好みのものと苦手なものが大きく分かれる品質なのは、この請け負っている製作側(外注もあれば自社100出資子会社もある)の差なのだと思います。
完美王作ってるところはすげえよ……あんな書き味の筆ペンは他にない……
逆に製造が同一であるぺんてるの製品は品質が均一的で高いクオリティの商品が多いというイメージ。
(ケミカル株式会社、 グローバル工業株式会社)
どっちがいいとかはなく、色んなタイプの中から好みの穂先を探すのが楽しいのが呉竹(くれ竹)かなという印象です。
ぺんてるは何を使っても「ぺんてるだ!」って書き味ですからね
そんなわけで本日はここまで。
完美王シリーズのカラー筆ペンもほしいですねー!
