事故物件の隣人~しかも2件~
公開 2024/10/20 23:59
最終更新
2024/10/21 02:44
初投稿 #
タイッツーをはじめてから初のシンプルブログの記事でございます。
しかもこんな真夜中に更新することじゃない気がします。
でもするんだ。そういう感じです、市民Aの和田。
日々Twitterやタイッツーで絡んで下さる皆様、あるいはお初な方々、こんばんは。
記念すべき(?)第一稿がこれでいいのかと少々思う心がないわけでもないのですが、ネタは新鮮なうちにというのが信条なので、こんな記事を書いております。
ただの私事ではございますが、お暇なときにでもゆるりと見てやってくださいませ。
本日の記事は「もしかしたら住所特定も可能なのでは?」という懸念もありつつな……そんな小さなお話でございます。
【事故物件の隣人になりました】 #
はい。
全く持ってタイトルのとおりです。
不肖私、市民Aを名乗る和田。
住まいは都内某区の某マンションだか某アパートだかな建物でございまして、この度和田のお部屋の真隣が事故物件と相成りまして候……みたいなことになりました。
そうです。
お隣の方が、亡くなりました。しかも居室内での自殺なので紛れもなく事故物件です。
大家さんは「発見されたのは居室内だけど死亡が確認されたのは病院なのでギリセーフです!」と言っていましたがセーフじゃないですね。
ギリアウトだと思います。
お隣の方についてはあまり故人を悪くいいたくないのと、長くなるので後半でざっくりご紹介したいなと思います。
さる先日。
仕事から帰宅した和田は隣家(居室)のベランダ側と廊下側双方が大開放され、大量のゴミ袋が外に積まれて、室内丸見えの状態で大音量のロックらしき曲調のBGMをガンガンかけながらお部屋の清掃っぽい作業をしている男性を見かけました。
そうです、このロックなあんちゃんがうちの大家さんなんですねぇ。
もうすぐ50代なのが嘘みたいなチャラ男系大家さんなんです。趣味はサーフィン。
こっちが大家さんだと気づく前に普通に向こうが「あ!こんにちはー!和田さん!お仕事お疲れ様です!」と元気よく挨拶をしてくれたので、こちらも普通に「大家さんかーい」と思って挨拶を返しました。
大家さんが掃除をしているということは、その部屋に住んでいた女性はもう居ないということです。
ああ遂に出ていったのかな?だいぶ汚部屋だったからや助かるわ~くらいの呑気さで「へー、大学卒業されたんですかね」とか適当に話題を振りました。
すると大家さん。
「え?」
和田
「え、大学生さんでしたよね。あれ違ったっけな、若い女性の」
大家さん
「ああ……。あー最初は?そうでしたっけ」
最初って何。
ここではまだピンときていませんでした。
まぁ大家さんとはいえ何人もいる居住者の職業とかまで全部把握してるほうが怖いのでね。
しかし和田の想定する次に返ってくる大家さんのセリフと実際に飛び出たセリフはまるで異なりました。
大家さん
「あのー、和田さん。お時間大丈夫ですか?」
和田
「はい?」
大家さん
「お隣なので一応話しておかなきゃなって思って。
実は住んでた人亡くなっちゃいまして。今朝。」
和田
「え」
今 朝 !
大家さん
「契約も更新しないことになっててですね。
ご両親が迎えに来たんですけど呼んでも出てこなくてって、連絡貰ったら……」
かいつまんで書きますと、まず隣のお嬢さん。
色々あって賃貸契約の更新をせずに実家に戻る事になっていたらしい。
それで引っ越し当日にご両親が迎えに来たけどインターホンにもでないし、スマホも通じないので、ベランダ側に回ったら明らかに引越し準備されてるとは思えない汚部屋にぶったまげ。
依然洗濯物とかも干したまま、ゴミは散乱してるしガラス戸の向こうもゴミが積もってるのが見えている(後述)
困ったご両親が大家さんに連絡を取って、大家さんからも電話してみるけど全く連絡つかず。
しょうがないので「ご両親だしな」ということで合鍵を持ってお家に入ったそう。
そこには部屋の中でぐったりしているお嬢さんがいて、声を掛けても殆ど反応がないと来た。
部屋はゴミの山、風呂場までゴミ袋が詰まってたって言うからやばすぎ問題である。
大家さんがやばすぎって言ってたからたぶん相当やばすぎだったのだろうと思う。
キツめの悪臭がなかったのが不思議なくらいだったそうだ。香水臭かったらしいけど。
お巡りさんと救急車が来て運ばれていくも、お嬢さんは病院で死亡が確認されましたとさ。
首吊とか手首を切るとか目立つ外傷がある感じではなく、「お医者さんはクスリ一気飲みとかだろうねって。不審死扱いだから警察の現場検証とかあって、解剖するかもまだ決まってないって」と大家さんは言う。
なるほど、ODだろうってことか。
そこまで話してくれる大家さん、チャラいにもほどがあるだろ。
でもたぶん和田が隣の部屋の人だから、なんとか「やばい事故物件になったわけじゃないよ!」と説明したそうな空気は感じた。
いや普通に事故物件ですけどぉ???
正直和田は「世間話のネタになるかねえ」くらいにしか思わないし、寧ろ大家さんにこっちが気を遣ったくらいでした。
気にしてないよビビってないよ大変ですね大家さんも、みたいな励ましをするのが精一杯である。
別にそれを理由に家賃下げろとかうちも出ていきたいですとか言わないし思わないし、寧ろ目の前に積み上げられている大量のゴミ袋と大音量でガンガン流れてるロックなBGMに、「なんでそれで大家さんがお片付けしとるんや……親が手配するでしょそこは……」とか冷静に同情したくらいだった。
幸い虫が湧いたりとかはなく、キッチンが荒れ果てていた以外は衣服が主なゴミで、床とかはゴミをどかせばきれいなもんだったらしい。
キッチンが荒れ果てるってなんだよ……とは思ったけど。
そうして自室に戻った和田は、速攻でDiscordを通したいつものフレンズに
「隣の部屋が故物件になった」と報告したのであった……。
実は2件目 #
今回お隣が事故物件になったことでもそこまでびっくりしなかった和田ですが、これも前述のように一定の予想みたいなものが立っていたのも大きいかと思います。
まず、そもそも和田が入居しているこの建物は、今回のお隣さんの更にそのお隣さんがすでに事故物件です。
こちらは何年か前に、居室内ではなく、住民の方が電車での飛び込み自殺をしました。
なんでそんなこと知ってるかって?
はい、2年前の契約更新の時に大家さんがそう言ってたからですね。
一緒に居た仲介会社の人と普通に雑談のノリで言ってました。
その時も「居室内で亡くなってないので事故物件じゃないですよ♡」と自信満々でしたので、お、おう……そうなの?ん?いや事故物件だろ。と、とても冷静に話を聞いていた記憶があります。
そのうちこの物件、大島てるさんのとこに載るかもね。
ちなみに心霊的なものとかは別にないと思います。
さて、「すでに事故物件が存在することを知っていた」ということと、もう一つ。
和田が隣のお嬢さんがお亡くなりになったと聞いてもびっくりしなかったお話をいたしましょう。
汚部屋は前兆 #
お隣にお住いになっていたのは若い大学生くらいのお嬢さん。
彼女が引っ越してきた日のことは良く憶えています。
なんせうちはベランダ側にチャリを停める系の建物なので、帰宅した時にベランダ側の窓(というかガラス戸)が開いていると普通に居室内が丸見えなんですよ。引っ越し作業中の人なんてなおさらです。
まだカーテンもないまっさらな居室内のガラス戸が全開で中で若い女性が数人でキャッキャしていたら目線を向けないわけがなく、100%目が合う距離で、しかもお隣さんですからね。
「あら新しい方ですか」みたいな近所のおばちゃんムーブもそろそろ板についてきている和田です。
長らく空き部屋だったお隣に人が入ったなら挨拶の一つくらい。ねえ?
お嬢さんはすぐにこちらに気づいて元気よく挨拶を返してくれまして、一緒にいるのは妹さんとお友達だったかな。
挨拶ついでにこの居住地域の注意とか、ベランダ側に置いていいもの悪いものとか、自転車はどうすればいいのだとか、洗濯物を干すのが心配だとか、色々喋りました。
おそらく同性のお隣さんだったからあちらも尋ねやすかったんでしょうね。
そんな最初はキャピキャピしていた彼女らは、その日から少しの間隣近所に聞こえる音量で騒いじゃったりなんかして、うーん流石初めての一人暮らしと言っていただけあるぜ、経験が浅い……ニコ……。みたいな朗らかな気持ちで過ごすこと数日。
すっかり静かになったかと思いきや、今度は女の子じゃなくて男性の声が聞こえるように。
はい、彼ピッピですね。
深夜に笑い声といちゃつく声(ギリR18は免れる程度)聞こえてるんだけど大丈夫かいお嬢さん。
それもまた、そこそこ微笑ましい集合住宅の光景ってものです。
というか多分こういうとき一番可哀想なのは本来、イチャつきが外に漏れてるとわかってない本人たちなので。
でもまぁ、深夜1時過ぎてぎゃは笑いはダメですよお嬢さん。
そんな日々も(たぶん他の部屋の人に怒られたかなんかして)ピタッと静かになり、我々の居住地には再び独身専用エリアらしい静寂が戻ってまいりました。
そうして静かになった平和な日々の中、徐々にお隣のお部屋のお嬢さんの人となりがわかってまいります。
全くおしゃべりする機会などはないんですが、一言で言うと汚部屋嬢の主だったんですね、この方。
毎回すごい量の洗濯物を干すなあと思っては居たんですが、よく見るとその洗濯物が一向に取り込まれていないことに気づくのですよ。
ああ~あるある。ひとり暮らし始めると干して取り込むって作業面倒で放置しがちになるよね~実家でやってなかった人は特に~。
という限度を超えて、お隣はベランダいっぱいに、ぎっちり、ぎゅうぎゅうに、本当に大量の洗濯物を干しまくっている状態が何日も続いたのです。
時々隙間ができて、でもやっぱり新しく何かが干されて、でも取り込まれないんですね。
数日ならまだしも、一月くらいになってくると絶対服劣化するだろ……と心配にすらなってきたものです。
そして、段々、徐々に、お隣のベランダが荒れ始めました。
前述の洗濯物に始まり、次はゴミです。
中身はちゃんとパッケージを取って洗浄されている空のペットボトルと缶チューハイやビールの空き缶だったので、分別してはいるものの、ゴミ出しの日に出すってのを面倒がって貯めちゃう人なんだろうなと思いました。
たぶん90Lくらいの大判のゴミ袋に、きっちり分別されたPETと缶を分けたものが4袋くらい積み重なって、でもゴミ袋の口を結んでいないので時々それが崩れたりなんかしていて、和田が仕事から帰った時に崩れたものを直してあったりすると、お!ちゃんと今度はゴミ袋を結んでるなと感心したり……みたいな。
そういう状態がそこからずっと続くことになろうとは、和田も思いませんでしたけどね。
次は普通の家庭ごみです。
PETや缶ゴミは相変わらず置いてあり、次は燃えるゴミや燃えないゴミの混ざった普通のゴミ袋がベランダに置かれるようになっていったんです。
あちゃ~汚部屋女子だコレェ……となったのがこの頃。
ベランダ側においてある自転車のかごの中には雨風に打たれまくりの洗濯洗剤の箱(粉)とかも置きっぱなし。
洗濯物だろう靴下やハンドタオルなんかも地面に落ちていて、それも放置しっぱなしです。
不思議なことに悪臭とかはないので、おそらく生ゴミの類は別で分けてあったんでしょう。
この頃は汚いなりにまだ分別の気配がありました。
時々ちゃんとゴミ出しして減ってる時もありましたし、全く捨てられないってわけじゃないみたいでした。
そんなある日、ついに分別がなくなる日が。
大量のカップ麺と思われるゴミが詰まった袋がベランダに置かれたのです。
いやー、カラスが来ましたね。
段ボールの切れ端だとか浮き輪だとか、実に様々なものがベランダに出され、放置されたことでゴミと化し、時々強風の日なんかに中のスペースに入ってくる迷惑なベランダとなったわけです。
流石に管理会社に連絡して注意してもらったんですが、翌日にはもうカップ麺ゴミは消えてましたから、きっとまだ動けたんでしょうね。
そのあたりから段々、徐々に、どんどんと、でした。
見る度にベランダ側のガラス戸がゴミに埋もれていくわけです。
こっちは毎日出勤と帰宅をしてるわけですから、その度お隣のベランダとガラス戸を見ることになり、ここ最近は特にゴミの減る気配もベランダに置かれた洗濯物が減る気配もなかったんですよね。
先日引っ越し用のダンボールが玄関側に出ていたので、お、居なくなるのかな?とは思っていました。
人間、精神的に崩壊すると汚部屋の住民になるものです。
社会生活に支障をきたすレベルになった人は例外なく汚部屋に住んでるんですよね。
不思議な生態です。
2件隣の事故物件も以前は汚部屋でしたし。
ちなみにこの2件隣は今はタイ出身の女性が住んでいて、でかい唐辛子をベランダで育てています
ところでもう一部屋、最近やばめのお部屋があるんですよね。
あそこ大丈夫でしょうか。だいぶ近くを通ると臭いんですよね……。
ついでに和田の部屋の反対どなりは現在どこぞの配信者が住んでいて、その女性が越してきてしばらくは大音量で歌ってみたカラオケや「きゃー!皆応援ありがとー♡」みたいな声と、おそらく彼ピッピと思われる人と一緒にぎゃあぎゃあ騒ぐやばめの騒音&R18騒音が続きました。
まじでそういうのは全力で聞こえるからラブホいけ。
もしくは防音設備あるところに住め。いや本当に。
一度まともに会話したことがあり、管理会社が直接来て注意されたと苦笑していました。
愚痴ってたけど愚痴る権利ないと思うぞぉ……。
その時に和田がベランダ側に施している目隠しカーテンについて尋ねてきて(人がベランダ側から入れない&見えないように塞ぐことで、女性でも下着などが干せるという利点がある)、それを真似して自スペースをカーテンで覆い「真似っ子しました(ニヤリ)」とドヤ顔をしていたのが可愛かったので、夜静かならOKだぜ。
今でも時々何かを殴るような騒音聞こえますけど、当初よりはだいぶおとなしいのでヨシ。
お隣さんは失恋で発狂したのかも #
これはあくまで和田が状況から判断しただけのお話です。
お隣のお嬢さんは、越してきてしばらく彼ピッピと騒いでいました。
が、ある夜からヒステリックに泣き叫んでは壁を殴るという奇行に走るように……。
なんでそんなこと言うのぉ!!!ドンドンドンガシャーン!
こんな感じです。嗚咽と何かをぶん殴ったり叩いたりする音。
たぶん誰かと通話しながら泣き叫んでるって感じでした。
おいおい別れ話かぁ~?と、深夜にも関わらず騒音をあげる女性にイラッとしたのは忘れようもありません。
しかも結構長く続いたんですよねこれ。
集合住宅って基本壁薄いねん。
そうじゃなくても地団駄踏んだり壁殴ったり台パンみたいなのを深夜にしたら全部聞こえるっちゅーねん。
遂にはどっか別の部屋のおじさんがキレたみたいで、ピンポン連打からうるせー!が聞こえる日が何回かありました。
治安!!!!!
となりで騒がれるとうちにもはっきり全部聞こえるんだよぉ。
和田は夜型で3時くらいまで起きてたりしますが、まともな時間に寝る日もあるわけで、その時隣からどんどんガンガンものを殴ってヒステリックに誰かと通話してる声なんか聞こえるとだいぶ……。
その時間帯が普通に就寝時間な人からしたらしばき倒したいことうけあいなのは想像にかたくありません。
うちは少し前は深夜のピンポンダッシュや、一時期話題になったガスや水道を外から止めて無防備な女性が出てくるのを狙うみたいなのが結構頻発していた建物でもあるんですが、それも今の大家さんに変わって全フロア防犯カメラがビシッと配備されてからはなくなったんですよ。
つまり外部要因でのいたずらとかは鳴りを潜めたんですが、今度は住民かぁ~と思わずにはいられませんね。
どうなる、和田の生活圏……!
