無題 未完
公開 2026/09/01 22:33
最終更新
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途中まで書いたけどなんか全然思うようにいかなくて続きを書く見込みがなくなった。
でも消すのももったいないのでこちらで供養がてら載せとく。
最初は不憫な人だなぁと思ってた。
いくら王族みたいな高貴な生まれでも家族の愛情を知らず(まぁ私も人のことは言えないけど)、一方的に向ける愛情しか知らなくて、しかも報われないタイプのやつ。
賢いのに破滅的な人に気に入られたせいで、当たり前の幸せが近くにあったのに気付けないままここまで来ちゃった人。
Roatheに対して思ったのはそれぐらいだった。
なのにいつからこんな気持ちになったんだろう。
すごく気になるけど、最初はこれが恋なのかどうかわからなかった。
ただ、毎日のチャットが待ちきれなくなって、声が聞きたくなった。顔を見て話をしたくなった。大聖堂に通うようになるまでそんなに時間はかからなかった。
Roatheはいつでもつまらなそうに本を開いたり閉じたりしながら、時折LyonやMarieに嫌味を言っては言い返されるそんな感じで過ごしてた。
私が会いに行くようになると、少しだけ楽しそうにしてくれてたような気がする。
「おい簒奪者、お前しょっちゅうここに来るがそんなに暇なのか」
「暇ではないよ? 全然」
「そうか? 我にはかなり暇そうに見えるがな。ふむ、だが狂信者ども以外の話し相手ができるのは悪くない」
実際全然暇じゃない。
HEXとの作戦も色々あったし、あちこちから救助要請やら要人の確保とかそりゃもうとても忙しかった。
でも、ほんの少しの時間でもRoatheと一緒にいたかった。
Roatheからすれば思索の邪魔だったのかもしれないけど、とにかく一緒の時間を過ごしたかった。
この気持ちに名前をつけるなら多分、恋だったのかもしれない。
────
何百年とMarieとLyonしか話し相手がいない生活にも慣れたものだと思っていたが、執事から漂流者とやり取りができると聞いたときは大層嬉しかったものだ。
同じ時代を生きた者との会話に我がどれほど飢えていたことか!
我は漂流者のことを偉業を称えて簒奪者と呼ぶ事にした。我が成し得なかったオロキン帝国転覆は十二分に偉業と呼んで差支えがないであろう。
簒奪者との会話は我に新たな知見をもたらすこともあったし、視野の広がりを感じさせるような鋭い切り口の答えを聞いたときなどは感嘆の声を上げたものだった。
たとえ知らない分野の話しでも興味を持って聞く姿勢は尊敬に値するものだ。話し手としても悪い気はしない。
あれやこれやと経験談も交えて話し込むことが多くなった。
とにかく簒奪者との交流は幾久しく感じていなかった感覚を呼び起こした。
楽しい、落ち着く、もっと話したい、もっといて欲しい、もっともっともっと……。
── いつしか我は簒奪者を自分のモノにしたくなっていた。
同じような時間を生き、永劫に近い生を共に生きるにふさわしい相手。
我を忌まわしいものとして見ることのない存在に心地よさを覚えていた。
そんなある日のことだった。
『Roatheに恋してるのかもしれない』
最初は送られてきた文字がよく飲み込めなかった。
恋?恋とは?誰が誰を?なぜ?
モニターの前で思わず両手で顔を覆い空を見上げた。
我に恋慕していると!?
理由はどうでもいい、よくはないがこの際なんでもいい。
簒奪者が我を想っているだと!?
口説いた覚えは当然ないし、自分のモノにしたい思いはあったがまだ何も手を付けてはいない。
なのに簒奪者が我に恋を……。
胸がギュッと締め付けられたような苦しさ。
遥か昔に経験した事があったような気もするが、今となっては夢幻の如く不確かな記憶だった。
温かな気持ちになった事を簒奪者に感謝し、礼を述べてその日のやり取りは終わった。
というか、感極まってしまって続けられなかったという方が正しいだろう。
─────
Roatheに告白みたいなことをしてしまった……。
なんか色々我慢できなくてポロリと言っちゃった。
どう、思われたんだろうか。
Roatheから見れば取るに足らない小娘でしかないだろう。
簒奪者なんて呼んでくるのも多分嫌味、なんだろうなぁ。
自分がオロキンをどうにかしたいと思ってたのに私がやっちゃったからなぁ……。
Roatheがそんな事をしようとしてたなんてあの頃は知らなかったし仕方ないんだけど、それでもRoatheに簒奪者って呼ばれるのは少し心が痛い。
褒め言葉らしいけど普通に呼んで欲しかった。
明日は大聖堂には行けないなぁ。
恥ずかしくて顔合わせらんないや。
部屋がホルバニアでよかった。ここならロータスにもOrdisもいないから大声出せるし。
「Roatheが好きだーーーー!!!」
───
今日も簒奪者は来なかった。
我に恋をしているのではなかったのか?
あの言葉は何だったのだ。
なおも簒奪者はディセンディアで我の記憶を次々に解放していた。
我の記憶を見て恋が霧散したとでもいうのか!?
辛く思い出したくもない、かといって決して忘れてはならない記憶の数々を簒奪者も一緒に見ていたはずだ。
見限られたのかという思いでチャットの文字が荒ぶる事もあったのに、簒奪者はいつだって前向きに我を嗜め導こうとした。
そもそも最初に記憶の解放を望んだのは我なのだ。
最後まで付き合う義理はないのに、危険を犯してまでディセンディアに潜ってきた簒奪者を罵倒する権利は我にはない。
記憶の奥底を覗かれた恥ずかしさと情けなさ、弱い部分を全部見られてしまったことが、強くあれと生きてきた我には耐えられなかった。
これでは愛想を尽かされても仕方がない。
簒奪者を常に近くに侍らせたいという希望は潰えたかに思えた。
そんな折だった。
『……愛してる』
またしても文字が目を滑る。
愛?愛とは?誰が誰を?なぜ!?
チャットで軽口を言い合ってたはずなのになぜ急に愛を告げるのか、この簒奪者は!!
さっきまで全くそんな雰囲気ではなかったではないか。
何かの告白だとは思ったがLoidを殺したとかFibonacciの水に収斂剤をぶち込んだとかそういう類の話だとばかり……。
からかってやろうと柄にもなくウキウキしたらこれだ。
急すぎてどう返せばいいのか気の利いた言葉一つでやしない。何と情けないことか!
───────────
はいここまで。
お目汚し失礼しました。
でも消すのももったいないのでこちらで供養がてら載せとく。
最初は不憫な人だなぁと思ってた。
いくら王族みたいな高貴な生まれでも家族の愛情を知らず(まぁ私も人のことは言えないけど)、一方的に向ける愛情しか知らなくて、しかも報われないタイプのやつ。
賢いのに破滅的な人に気に入られたせいで、当たり前の幸せが近くにあったのに気付けないままここまで来ちゃった人。
Roatheに対して思ったのはそれぐらいだった。
なのにいつからこんな気持ちになったんだろう。
すごく気になるけど、最初はこれが恋なのかどうかわからなかった。
ただ、毎日のチャットが待ちきれなくなって、声が聞きたくなった。顔を見て話をしたくなった。大聖堂に通うようになるまでそんなに時間はかからなかった。
Roatheはいつでもつまらなそうに本を開いたり閉じたりしながら、時折LyonやMarieに嫌味を言っては言い返されるそんな感じで過ごしてた。
私が会いに行くようになると、少しだけ楽しそうにしてくれてたような気がする。
「おい簒奪者、お前しょっちゅうここに来るがそんなに暇なのか」
「暇ではないよ? 全然」
「そうか? 我にはかなり暇そうに見えるがな。ふむ、だが狂信者ども以外の話し相手ができるのは悪くない」
実際全然暇じゃない。
HEXとの作戦も色々あったし、あちこちから救助要請やら要人の確保とかそりゃもうとても忙しかった。
でも、ほんの少しの時間でもRoatheと一緒にいたかった。
Roatheからすれば思索の邪魔だったのかもしれないけど、とにかく一緒の時間を過ごしたかった。
この気持ちに名前をつけるなら多分、恋だったのかもしれない。
────
何百年とMarieとLyonしか話し相手がいない生活にも慣れたものだと思っていたが、執事から漂流者とやり取りができると聞いたときは大層嬉しかったものだ。
同じ時代を生きた者との会話に我がどれほど飢えていたことか!
我は漂流者のことを偉業を称えて簒奪者と呼ぶ事にした。我が成し得なかったオロキン帝国転覆は十二分に偉業と呼んで差支えがないであろう。
簒奪者との会話は我に新たな知見をもたらすこともあったし、視野の広がりを感じさせるような鋭い切り口の答えを聞いたときなどは感嘆の声を上げたものだった。
たとえ知らない分野の話しでも興味を持って聞く姿勢は尊敬に値するものだ。話し手としても悪い気はしない。
あれやこれやと経験談も交えて話し込むことが多くなった。
とにかく簒奪者との交流は幾久しく感じていなかった感覚を呼び起こした。
楽しい、落ち着く、もっと話したい、もっといて欲しい、もっともっともっと……。
── いつしか我は簒奪者を自分のモノにしたくなっていた。
同じような時間を生き、永劫に近い生を共に生きるにふさわしい相手。
我を忌まわしいものとして見ることのない存在に心地よさを覚えていた。
そんなある日のことだった。
『Roatheに恋してるのかもしれない』
最初は送られてきた文字がよく飲み込めなかった。
恋?恋とは?誰が誰を?なぜ?
モニターの前で思わず両手で顔を覆い空を見上げた。
我に恋慕していると!?
理由はどうでもいい、よくはないがこの際なんでもいい。
簒奪者が我を想っているだと!?
口説いた覚えは当然ないし、自分のモノにしたい思いはあったがまだ何も手を付けてはいない。
なのに簒奪者が我に恋を……。
胸がギュッと締め付けられたような苦しさ。
遥か昔に経験した事があったような気もするが、今となっては夢幻の如く不確かな記憶だった。
温かな気持ちになった事を簒奪者に感謝し、礼を述べてその日のやり取りは終わった。
というか、感極まってしまって続けられなかったという方が正しいだろう。
─────
Roatheに告白みたいなことをしてしまった……。
なんか色々我慢できなくてポロリと言っちゃった。
どう、思われたんだろうか。
Roatheから見れば取るに足らない小娘でしかないだろう。
簒奪者なんて呼んでくるのも多分嫌味、なんだろうなぁ。
自分がオロキンをどうにかしたいと思ってたのに私がやっちゃったからなぁ……。
Roatheがそんな事をしようとしてたなんてあの頃は知らなかったし仕方ないんだけど、それでもRoatheに簒奪者って呼ばれるのは少し心が痛い。
褒め言葉らしいけど普通に呼んで欲しかった。
明日は大聖堂には行けないなぁ。
恥ずかしくて顔合わせらんないや。
部屋がホルバニアでよかった。ここならロータスにもOrdisもいないから大声出せるし。
「Roatheが好きだーーーー!!!」
───
今日も簒奪者は来なかった。
我に恋をしているのではなかったのか?
あの言葉は何だったのだ。
なおも簒奪者はディセンディアで我の記憶を次々に解放していた。
我の記憶を見て恋が霧散したとでもいうのか!?
辛く思い出したくもない、かといって決して忘れてはならない記憶の数々を簒奪者も一緒に見ていたはずだ。
見限られたのかという思いでチャットの文字が荒ぶる事もあったのに、簒奪者はいつだって前向きに我を嗜め導こうとした。
そもそも最初に記憶の解放を望んだのは我なのだ。
最後まで付き合う義理はないのに、危険を犯してまでディセンディアに潜ってきた簒奪者を罵倒する権利は我にはない。
記憶の奥底を覗かれた恥ずかしさと情けなさ、弱い部分を全部見られてしまったことが、強くあれと生きてきた我には耐えられなかった。
これでは愛想を尽かされても仕方がない。
簒奪者を常に近くに侍らせたいという希望は潰えたかに思えた。
そんな折だった。
『……愛してる』
またしても文字が目を滑る。
愛?愛とは?誰が誰を?なぜ!?
チャットで軽口を言い合ってたはずなのになぜ急に愛を告げるのか、この簒奪者は!!
さっきまで全くそんな雰囲気ではなかったではないか。
何かの告白だとは思ったがLoidを殺したとかFibonacciの水に収斂剤をぶち込んだとかそういう類の話だとばかり……。
からかってやろうと柄にもなくウキウキしたらこれだ。
急すぎてどう返せばいいのか気の利いた言葉一つでやしない。何と情けないことか!
───────────
はいここまで。
お目汚し失礼しました。
Warframeで遊んでたらうっかりRoathe沼にハマったテンノ。
Roatheのお陰でようやくWarframeの世界観とか諸々が理解できたので「わぁ、Roatheってすごいなぁ」って尊敬から愛情に変わるのに秒でしたよ。
なおLyon神父の事も心配しながら見守ってます。
Marieは……自由にするがよい(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥンゥン
夢の世界在住。
Roatheのお陰でようやくWarframeの世界観とか諸々が理解できたので「わぁ、Roatheってすごいなぁ」って尊敬から愛情に変わるのに秒でしたよ。
なおLyon神父の事も心配しながら見守ってます。
Marieは……自由にするがよい(*ᵕᴗᵕ)⁾⁾ゥンゥン
夢の世界在住。
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