自転車と道路交通法
公開 2026/05/11 16:59
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4月1日から改正道路交通法が施行された。北海道では自転車の走行が許可されている歩道が多いが、改正を機に無理に車道を走る自転車が増え、かえって危険が増している。そもそも日本の道路は自転車の走行を想定して設計されておらず、利用者側も正確なルールを把握できていないのが現状だ。
年齢制限による歩道走行の可否や、路肩のない交通量の激しい場所での例外規定など、免許保持者ですら詳細を知らないルールは多い。学生であれば学校教育の場で指導も可能だが、これまで無頓着に歩道や車道を走行していた層への周知は難しく、依然として「走る凶器」となり得る危うさがある。
結局のところ、これは自転車に乗る以前の、モラルやマナーの問題にまで行き着く。しかし「マナーを守れないなら事故も自業自得」とは言い切れない。究極的には、誰もが傷つかないためのインフラ整備が必要だ。完全自動運転が普及するまでは、歩行者・自転車・自動車を完全に分離するしかない。経済的な制約を理由にするのではなく、少しずつでも理想的な走行環境を整備していくべきだ。
