【廊下】
公開 2026/07/30 22:35
最終更新
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見た夢の話。
【廊下】
病院のロビーは、いつもより混んでいた。
そのうちの1つのソファ。
家族さんが帰ったのにも関わらず、一人ポツンと残って座っているお爺さん。
杖を持ってはいるが、お爺さんというには若く60代後半のようだった。
「どうされましたか?」俺は、お爺さんに声を掛けた。
自分の病室がわからないという。お爺さんが持っていた書類に13と書かれいた。
俺は13号室まで案内をすることにした。
腕を支えて並んで歩く。
「杖を持った人が俺より歩くの速いとか、俺の方が患者みたいですね(笑)」
そう言った俺にお爺さんは、「まだ速くできるぞw」と笑う。
杖をついて支えられて歩いてるのに凄いな・・
と、お爺さんの足元を見ると、裸足であった。
廊下の途中に小児科の入口、靴棚があった。
あそこで院内スリッパを調達しよう。
付き添いの大人用スリッパがあるはずだった。
1つ見つけて爺さんの右足へ。
「あれ…大人用片方だけで、もう片方見つからないな…」
そう言うとお爺さんは「片方だけでも無いよりマシだ、ありがとう」と言った。
廊下を進む間中、お爺さんが話をしてくれる。
孫たちの事、40代の頃の話。
どうも、それなりの成功者のようだった。
お爺さんは「入院などなどの書類は自分が持ってるから大丈夫だ」と自信満々に語る。
・・・あれ、杖なしで歩いてる。
そのまま腕を支えながら進むと
「売店で着換えをいくつか買いたい」という。
病院の廊下は、突如ホテルロビー横にあるようなブランド品売り場になっていた。
すたすたと入って行くお爺さんに俺も続く。
いくつかの紙袋を手に持ち、再び歩き出す。
13号室前の廊下で、お爺さんが腕を解いて俺に笑いかけた。
杖もなく、片方のスリッパでもなく、
仕立ての良いスーツを着た青年は、病室に入って行った。
【廊下】
病院のロビーは、いつもより混んでいた。
そのうちの1つのソファ。
家族さんが帰ったのにも関わらず、一人ポツンと残って座っているお爺さん。
杖を持ってはいるが、お爺さんというには若く60代後半のようだった。
「どうされましたか?」俺は、お爺さんに声を掛けた。
自分の病室がわからないという。お爺さんが持っていた書類に13と書かれいた。
俺は13号室まで案内をすることにした。
腕を支えて並んで歩く。
「杖を持った人が俺より歩くの速いとか、俺の方が患者みたいですね(笑)」
そう言った俺にお爺さんは、「まだ速くできるぞw」と笑う。
杖をついて支えられて歩いてるのに凄いな・・
と、お爺さんの足元を見ると、裸足であった。
廊下の途中に小児科の入口、靴棚があった。
あそこで院内スリッパを調達しよう。
付き添いの大人用スリッパがあるはずだった。
1つ見つけて爺さんの右足へ。
「あれ…大人用片方だけで、もう片方見つからないな…」
そう言うとお爺さんは「片方だけでも無いよりマシだ、ありがとう」と言った。
廊下を進む間中、お爺さんが話をしてくれる。
孫たちの事、40代の頃の話。
どうも、それなりの成功者のようだった。
お爺さんは「入院などなどの書類は自分が持ってるから大丈夫だ」と自信満々に語る。
・・・あれ、杖なしで歩いてる。
そのまま腕を支えながら進むと
「売店で着換えをいくつか買いたい」という。
病院の廊下は、突如ホテルロビー横にあるようなブランド品売り場になっていた。
すたすたと入って行くお爺さんに俺も続く。
いくつかの紙袋を手に持ち、再び歩き出す。
13号室前の廊下で、お爺さんが腕を解いて俺に笑いかけた。
杖もなく、片方のスリッパでもなく、
仕立ての良いスーツを着た青年は、病室に入って行った。
