まんば「孫六お披露目砲の威力が凄すぎたらしい……主の妄想が暴走してしまったぞ。どうするんだ」
長義「どうするもこうするも、いつもの発作なのだから放っておけばいいだろう」
まんば「なら、あんたも巻き込まれることになるが。元政府刀だろ」

(スパ―――ン!)
肥前「──っ、おい！匿え！」
まんば「巻き込まれ第１号が来たな」
長義「何なのかな!?騒々しい」
肥前「主のやつ、おれに背広着せようとしやがる。おまけにクラスはアサシンだとかぬかして訳わかんねぇ」

(スパ―――ン!)
御手杵「おーい、主どうにかしてくれ〜」
まんば「巻き込まれ第2号か」
長義「はぁ……どうしたのかな？」
御手杵「いやぁ、俺に軍服着せようとするんだ。クラスはランサーだとか言ってるけどさ、言われなくても俺は槍なんだけどな」

(スパ―――ン!!)
豊前「何かよくわかんねーけど、これ着せられたぜ！クラスはライダーだってよ。それで後は長義に聞けってさ」
まんば「巻き込まれ第３号が本科への伝言を持ってきたな」
長義「いや俺だって聞きたいんだが！？」

(スススッ──)
南海先生「失礼するよ。肥前君はいるかい？」
まんば「どっちだ？巻き込まれか？自ら飛び込んできたのか？」
長義「……肥前ならそこに」
南海先生「何やら主が面白い実験を始めたみたいでね。ネクタイを緩める仕草の肥前君パターンを知りたいと──おや？まだ着替えていないのかい？」
肥前「あぁ？何だそりゃ。やるかよそんなこと」
まんば「南海太郎朝尊は特に当て嵌められてはいないようだな」
南海先生「ん？ああ、クラスというやつかな。キャスターだと言っていたけどね」
長義「キャスター……」
肥前「ダメだろ！それやらせたら本丸が危ねえ」

(スパ―――ン!!)
鶴さん「面白い驚きの気配を察知して登場！俺は何をやればいいんだ!?」
長義「何もするな」
まんば「じっとしていろ」
肥前「これ以上ややこしいことは御免だ」

鶴さん「安定のお約束ツッコミをありがとう。ところで明日の予想軍議はどうするんだい？」
長義「五月雨江でしかないだろうからね」
まんば「特に集合は掛けなかったんだが」
鶴さん「ま、そりゃそうだな。問題は明後日か」
長義「ああ」
肥前「……しれっと通常運転してんじゃねえよ、主なんとかしやがれ」